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肘の腱炎を抱えるも開幕に向けて“順調”とラムズQBスタッフォード

2022年08月18日(木) 12:24


ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Kyusung Gong】

トレーニングキャンプを通して肘の腱炎を抱えていたものの、ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードはチームのシーズン開幕戦に間に合うようだ。

スタッフォードは現地17日(水)、チーム内のスクリメージにフル参加した後、“感触はいい”と報道陣に話した。先月にチームがスタッフォードのワークロードを慎重にモニターしていたことを考えれば、これは大きな進展だ。

「いい仕事がかなりできたと感じた。感触はいいし、自分がやりたいことについて正しい方向に進んでいると思う」とスタッフォードは話している。

スタッフォードは長引くケガがシーズン第1週までに治るか、もしくはシーズンを通してついて回るものになるのか関してはタイムテーブルを設けないとした。それにもかかわらず、34歳のスタッフォードは何らかの苦痛が長引くとしても、自分のフィールド上のパフォーマンスには影響しないという姿勢を見せている。

「機能的には自分に必要なことはすべてできる感触がある。だから、その道を続けていくだけだ」

13年のNFLキャリアを通じてたくさんのケガを抱えてきたスタッフォード。ラムズがスーパーボウルを制覇した2021年シーズンにも、この問題を乗り越えている。肘の手術を受けてオフシーズンのワークアウトを欠席したスタッフォードは、一貫してケガの影響を重視せず、パフォーマンスには影響がないとの姿勢を貫いてきた。

ラムズのヘッドコーチ(HC)であるショーン・マクベイも、水曜日にスタッフォードの意見を支持した。マクベイHCは今回の問題について“懸念すべき理由は何も”目にしていないと述べている。マクベイHCはさらに、スタッフォードが火曜日の練習で75回以上の投球を行ったと明かした。マクベイHCに言わせれば、「彼は私が知っているマシューの通りに見えた」とのことだ。

あらゆる意味で、スーパーボウルで王冠を守ることを目指すスタッフォードとラムズは、プレシーズンの話題を過去のものとしたいようだ。ラムズは9月8日(木)のプライムタイムにバッファロー・ビルズと対戦する試合で、それを実行するだろう。

火曜日の練習について、スタッフォードは「ものすごかった。そこに出ていくのは本当におもしろかった」と話している。

「皆と一緒に、いいレップスがたくさんできた。前にいる皆は本当にうまくプレーし、いい仕事をしたと思う。優れていて、コンペティティブなチーム練習で、キャンプのこの時点でそういう練習ができたのが良かった。そこに戻ってやりたい放題やるだけで楽しいね」

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