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QBロジャースの批判を受け止めて向上を目指すパッカーズ若手レシーバーたち

2022年08月18日(木) 14:53


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【NFL】

ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスが離脱したことで、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースはいつもそばにおいて安心できる存在を失った。今のところ、その代わりはそう簡単には見つかっていない。

ロジャースは現地16日(火)に行われた練習後にグリーンベイ・パッカーズの若手ワイドレシーバーたちへの不満を示し、報道陣に“もっと着実になる必要がある”と話していた。

「ドロップが多く、まずいルート決定も多く、間違ったルートを走っている。その部分をもっと良くしなければならない」とロジャースは説明している。

「(レギュラーシーズンが)近づいている。そう、近づいてるのさ。本当に。シーズンが始まれば、自分たちの中の最高の選手たちでプレーするつもりだ。それが誰であれ、そういう選手がレップスをやる。それは俺が一番信頼している選手であって、コーチが一番信頼している選手なんだ」

「攻撃陣の中での、単純な責務という部分が大きい。姿勢をとって、動きやスローとか、いろいろなものがある前に、そもそも正しいときに正しい場所にいるのか? 正しいルートを走っているのか?」

ロジャースほどの腕前と経験のあるクオーターバックならば、当然抱える疑問だろう。ロジャースは自分が期待するほどのパスキャッチのレベルにチームメイトたちが到達するのを待っている余裕がキャリアに残っていないことを承知している。だからこそ、唯一の選択肢は若手たちのモチベーションになることを期待しつつ自分の考えをはっきりと語ることで、彼らを駆り立てるというやり方なのだ。

若手たちはそれを受け入れているようだ。

『ESPN』によれば、新人レシーバーのサモリ・トーレは「それはただ、俺たちにアドバイスを与えてくれただけだ」と話したという。

「基本的には、俺たちにグリーンベイのレシーバー勢がいつだってものすごく高レベルだったってことを教えてくれている。ここにいたあらゆるレジェンドたちのことを。とにかく、俺たちがそのスタンダードに沿い、ステップアップしなきゃならないんだ」

同じくルーキーのロミオ・ドゥブスも水曜日に同じような趣旨の話をしている。

「彼はただ、自分が見ているものを俺たちにも見せたいんだ。だから、そういうやり方で俺たちはもっと速くリアクションして、もっと速くプレーできるようになるし、相手を圧倒して俺たちであり続けることができる」とドゥブスはコメントした。

結論として、ロジャースの言葉は建設的な批判だと見るべきだろう。パッカーズにはランドール・コブ、サミー・ワトキンス、アレン・ラザードといった経験あるレシーバーたちも在籍し、ロジャースは火曜日に彼らについては高く評価していた。パッカーズは必ずしもドゥブスやトーレ、クリスチャン・ワトソン、2年目のアマリ・ロジャースだけに頼らなければならないわけではない。

ESPNのロブ・デモフスキーによれば、ヘッドコーチ(HC)のマット・ラフルアーは「このことについて、私はアーロンに感謝している。この問題の解決に緊急性があると示してくれたことにね」と述べたという。

結局のところ、パッカーズは空中戦でボールを動かせるオプションを多く有した状態で、できる限り準備を整えておくことを望んでいる。ロジャースは毎週その仕事を遂行してくれるアダムスにはもう頼れないことを知っている。残るメンバーがその穴を埋め、パッカーズがスーパーボウルにたどり着く力になることがロジャースの望みだ。

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