ロサンゼルス・チャージャーズがこのオフシーズンに獲得した重要な選手の一人であるコーナーバック（CB）J.C.ジャクソンが足首の手術を受け、2週間から4週間程度離脱する見込みであることをチームが現地23日（火）に明かした。

ジャクソンはプレシーズンゲームのスナップを経験しておらず、月曜日の練習は非公開の理由によって欠席していた。火曜日のニュースによってジャクソンの現状が判明すると共に、チャージャーズがトップディフェンダーの一人がいない状態でレギュラーシーズンの開幕に向けた準備を進めることもわかっている。

9月1日（日）に組まれたシーズン第1週の試合で、チャージャーズはジャクソンを送り出したチームであるラスベガス・レイダースと対戦する。現時点のタイムテーブルを踏まえれば、ジャクソンはシーズン第3週まで欠場する可能性がある。一方で、離脱期間が短ければシーズン初戦に間に合う可能性も残されている。ジャクソンがシーズン開幕からの2戦を欠場する場合、極めて激しいものになると見られるAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）西地区の戦いに臨むチャージャーズは2つの重要なディビジョナル戦（第2週にはカンザスシティ・チーフスと対戦）をジャクソンなしで戦うことになる。

昨年に悲痛なレギュラーシーズン敗退を喫したチャージャーズは、オフシーズンにポジティブな流れを作り出していた。その源となったのがフリーエージェンシーでのジャクソン獲得や、パスラッシャーであるカリル・マックのトレードだ。最大で4週にわたってジャクソンを失うのは、その流れをいくらかせき止めるかもしれない。とは言え、NFLシーズンとはマラソンであって、短距離走ではない。ジャクソンの復帰を待つチャージャーズは、それを覚えておくべきだろう。

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