パンサーズQBダーノルド、DTブラウン、Kゴンザレスがプレシーズン第3週のビルズ戦で負傷
2022年08月27日(土) 18:58現地26日(金)、プレシーズン第3週のバッファロー・ビルズ対カロライナ・パンサーズの試合開始が遅れたのは、バンク・オブ・アメリカ・スタジアムに敵を迎えたパンサーズにとって不吉な前兆だったのかもしれない。
クオーターバック(QB)サム・ダーノルドはビルズ戦でハイアンクルを捻挫したようだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報告している。試合後半にカートに乗せられてロッカールームに姿を消したダーノルドは、27日(土)にMRIを撮って捻挫の程度と、他にダメージがないかどうかを確認するとラポポートは付け加えた。
パンサーズのヘッドコーチ(HC)マット・ルールは骨折ではなさそうだと言っているが、他に新たな情報は提供しなかった。
ダーノルドの前には2020年1巡目指名のディフェンシブタックル(DT)デリック・ブラウンが斜筋を痛めており、キッカー(K)ゼイン・ゴンザレスもサイドラインでウオームアップキックをしようとしてそけい部を負傷してしまった。ブラウンは戻ってこられる状態だったが、あえて待機させたとルールHCは言っており、ゴンザレスについては新たな詳細情報を持っていなかった。
22日(月)にベイカー・メイフィールドが先発QBの座を勝ち取ったことを知らされたダーノルドは、金曜日の試合中、ボールを投げようとしたところでビルズのDT、C.J.ブリュワーにタックルされた。ブリュワーはそのまま、体の下にダーノルドの左脚を巻き込むようにして地面に倒れ込んだ。
2018年NFLドラフトでニューヨーク・ジェッツに全体3位指名されたダーノルドはパンサーズでの2シーズン目に入ろうとしていた。メイフィールドが先発で、ルーキーのマット・コラルはリスフラン関節を負傷してシーズン終了となっているため、ダーノルドが出られないとなれば、P.J.ウォーカーがナンバー2のスポットに入ると予想される。
2020年に全体7位で指名されたブラウンは、試合の前半に前記の斜筋のケガにより退場した。
最も思いがけなかったのはゴンザレスのケガだ。彼はサイドラインでネットに向かってキックを試みたのだが、次の瞬間、脚を抱えて地面に倒れ込んでしまった。
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