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テキサンズ、DEワットを故障者リストに登録

2016年09月29日(木) 03:06

ヒューストン・テキサンズのJ.J.ワット【AP Photo/Eric Christian Smith, File】

年間最優秀守備選手賞を受賞すること3回、最強の守備選手との呼び声も戦いヒューストン・テキサンズのディフェンシブエンド(DE)J.J.ワットが本気で走れるようになるには来季まで待たなければならないかもしれない。

第3週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦で所属するテキサンズは黒星を喫したが、その試合中にワットが再び背中を痛めたと報じられている。状況を直接知る複数の関係者の話として、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。

テキサンズはベテランDEのアントニオ・スミスと再契約したことを発表している。

ラポポートによれば、ワットがこれ以降のシーズンを逃す可能性があるとのこと。事実、テキサンズは現地28日(水)、ワットを故障者リストに登録したことを明かしており、希望があるとすればシーズン後半のプレーオフに復帰できるかどうかだ。

27歳のワットは今年7月後半に椎間板ヘルニア手術を受けており、プレシーズンは一度もプレーしていない。

過去、2度の大ケガを負いながらも、6年のキャリアを通してレギュラーシーズンではまだ一度も試合を欠場したことがないワット。

ワットは先ごろ、カンザスシティ・チーフスと対戦し、敗北した昨年1月のプレーオフで複数の腹筋に肉離れを起こし、痛みを感じた際にはもう一度プレーできるかどうか疑問に思ったとも明かしている。背中の痛みが悪化した先週は3回のタックルにとどまり、クオーターバック(QB)ヒットは2011年のルーキーイヤー以来初となる0回だった。