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ペイトリオッツQBのガロポロとブリセットが練習でスロー

2016年09月29日(木) 12:56

水曜日の練習でパスを投げるQBジミー・ガロポロ【AP Photo/Steven Senne】

ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)コンビがケガからの復帰に向けて前進だ。

現地28日(水)に行われた公開練習の中で、記者たちはQBのジミー・ガロポロとジャコビー・ブリセットがショートパスを練習しているところを目撃。2人のQBは火曜日の練習でもフィールドに出ていた。

地元紙『The Boston Herald(ザ・ボストン・ヘラルド)』のジェフ・ホーウィによると、水曜日のポジション別練習で2人がポケットでの動きや軽いスローイングの練習を行い、ガロポロに関してはストレッチやスローイング練習などで利き腕の肩をかばうような素振りは見せなかったそうだ。

ホーウィはブリセットに関してスナップ練習の際、彼の親指に保護用のテープが巻かれているのが確認されたが、先週木曜日のヒューストン・テクサンズ戦で痛めたその親指を気にしている様子はなかったと伝えた。ペイトリオッツの公式ケガ報告書では、2人にまだ練習制限がかかっている。

第2週のマイアミ・ドルフィンズ戦で肩鎖関節(けんさ)を痛めたガロポロは28日、今週日曜日に行われるバッファロー・ビルズ戦出場についての明言を避ける一方、肩の調子に関しては「順調に仕上がってきている」と語った。

また、ガロポロは「誰だっていつでも試合に出たい。どんな時も競争者であることがフットボールの醍醐味だ。みんな良い選手に試合に出て活躍してほしいんだ」とコメント。

ブリセットはガロポロ同様に日曜日について定かでなく、「(ヘッド)コーチ(HC/ビル・ベリチック)が決めること。俺が決めることではない」と語るにとどまった。

親指の負傷がボールをグリップする力に影響が出るかどうかを問われたブリセットは、「ケガとはうまくやっている。何だって起こる世界だ。コーチが俺に何か求めてくれるなら俺はそれに応えるつもりだ」と、ペイトリオッツの選手たちが得意とする機械的な返答をした。

先週22日、ベリチックからの指令は「さぁ行け。テクサンズをたたき潰せ」であった。日曜日に誰がペイトリオッツの先発QBを務めようと、HCレックス・ライアン率いる浮き沈みの激しいビルズに対するペイトリオッツコーチ陣からの指令はさほど変わらないだろう。