ニュース

ベアーズが郊外に建設予定の閉鎖型スタジアムのコンセプトイラストを発表

2022年09月07日(水) 10:07


シカゴ・ベアーズ【NFL】

シカゴ・ベアーズはスーパーボウルやカレッジフットボールのプレーオフ、ファイナル・フォーなどを開催できるスタジアムを郊外に建設する予定だ。

ベアーズは現地6日(火)にイリノイ州アーリントンハイツの競馬場跡地に建設予定のスタジアムと娯楽施設のコンセプトイラスト(チームサイト:英語のみ)を公開した。このプロジェクトにはレストラン、オフィススペース、ホテル、フィットネスセンター、新しい公園やオープンエリア、さらに“地域が楽しめるようなその他の改善”が含まれる可能性があるとチームは述べている。

ベアーズは声明でこう説明した。「われわれはスーパーボウル、カレッジフットボールのプレーオフやファイナル・フォーなどの世界的なイベントを開催するにふさわしい、新しい本拠地をシカゴの都市圏に提供し、クラス最高の閉鎖型スタジアムを中心とした多目的エンターテインメント地区を構想している」

ベアーズは、もし不動産の売却が完了してそこに移転することが決まれば、スタジアムのための公的資金は求めないと話している。一方で、プロジェクトの残りの部分については納税者の援助を求めるという。

ソルジャー・フィールドの北西約48kmに位置する約132ヘクタールの土地は、昨年に売買契約が締結された。今シーズンを最後に引退することを先週に発表したチームのテッド・フィリップス社長兼CEOは、2023年初頭まで買収は成立しないだろうと話している。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


【R】