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第1週の出場は「まだ誰も分からない」とバッカニアーズWRクリス・ゴッドウィン

2022年09月07日(水) 14:25


タンパベイ・バッカニアーズのクリス・ゴッドウィン【AP Photo/Mark LoMoglio】

ワイドレシーバー(WR)クリス・ゴッドウィンは現地11日(日)の夜にタンパベイ・バッカニアーズのシーズン初戦に出場するだろうか。

おそらくそれは、ゴッドウィンであっても答えを知らない質問だ。

2022年シーズンを短縮させたACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からの復帰を目指し、ゴッドウィンはダラス・カウボーイズとの第1週の試合を控え、現在の回復の状態についてコメントした。

ゴッドウィンは火曜日にリリースされたデビッド・グリーンのポッドキャスト『In the Moment(イン・ザ・モーメント)』で、第1週でプレーする準備ができているかどうかを尋ねられたとき、「それは素晴らしい質問だ。俺は俺たちの誰もがまだその答えを知っているとは思わない」と話した。

ゴッドウィンのコメントは火曜日にリリースされたが、1日早く報じられた有望なニュースとしては、ゴッドウィンが手術で修復された膝に装具をつけずに練習に参加したことが挙げられる。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは月曜日、それはゴッドウィンが正しい方向に向かっていることを示す兆候だったと指摘した。

ゴッドウィンの2021年シーズンは第15週で終了し、バッカニアーズのレギュラーシーズン最後の3試合とそれに続くポストシーズンは欠場せざるを得なかった。それでもゴッドウィンはキャリアハイのレシーブ98回と、キャリア2回目の1,000ヤードを達成している。膝のケガがシーズン終盤だったため、開幕戦を欠場しても不思議ではないが、出場の判断は今週中に決定されることになるだろう。

「すべてよくなっていると感じているよ。というのも、健康なときにフィールドで何ができるかは理解しているからだ。でも、自分が何を押し通すことができるかも理解している」

復帰にはタイミングの問題もある。ゴッドウィンはシーズン終盤とNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップまで続いたプレーオフを逃した。それでもゴッドウィンは2番手に24回差をつけたチームトップのレシーバーで、レシーブヤードでも先頭を走っていた。シーズン開幕戦のために少し早く復帰するのと、シーズン終わりまで出場し続ける確率を高めることを期待して慎重なルートを進むのと、どちらがより価値があるのだろうか。

ゴッドウィンは第1週に復帰することに関して「物事の大きなスキームでは、俺は復帰の時期がそんなに重要だとは思わない。シーズンを通してフィールドに出続けたいよ。でも、より重要なのは、シーズンの後半にフィールドにいることだと思う。昨年逃した分のためにも、そこにいるということだね」とコメントした。

26歳のゴッドウィンにはまだまだ多くのシーズンがあるはずだが、彼は今シーズンを前にして、フィールドへの復帰の道で最も賢い決断をすることを強調した。

「できるだけ早く戻れるよう努めるけど、同時に賢くないとね」

【AK】