ニュース

契約延長の期限を金曜日とするレイブンズQBジャクソン、話し合いは継続中

2022年09月08日(木) 08:23


ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Photo/David Becker】

クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンの契約状況は戸惑いでは済まないところまで引き伸ばされていたものの、ついに解決に向かっている。

ボルティモア・レイブンズと今も契約延長について話し合っており、金曜日を契約成立の期限としていることをジャクソンが現地7日(水)に明かした。また、合意にどれくらい近づいているかについては、分からないと話している。

『Washington Post(ワシントン・ポスト)』によれば、ジャクソンは「見当もつかない。俺が話し合っている相手に聞いてくれ」と話したという。

契約成立までの期限がかなり迫っている中でもジャクソンは忍耐強い姿勢を呼びかけ、報道陣に「今のところはまだ話し合っているし、この週はまだ終わっていない」とコメントした。

とは言え、このタイムラインは道理にかなっている。仮にジャクソンが契約延長に合意するなら、今がそのときだ。そうでなければ契約の話はオフシーズンに持ち込まれ、ジャクソンは長期的な保証がない状態で、新人契約の最終年となる5年目をプレーすることになる。

それにはリスクが伴う。ジャクソンは2021年に足首の負傷によってシーズンを短く終えており、またケガをするようなことがあれば選手としての価値がある程度損なわれるだろう。

しかしながら、2019年のMVPに輝いたジャクソンはそういった仮定を懸念しておらず、これまでのシーズン以上のリスクがあるとは考えていないと発言している。

新しい契約があれば、そもそもそういった懸念自体が生じない。ただし、時間はもうなくなりつつある。

【A】