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TEノックスとビルズが4年77億円の契約延長に合意

2022年09月08日(木) 10:28

バッファロー・ビルズのドーソン・ノックス【AP Photo/Matt Patterson】

ブレイクを果たしたバッファロー・ビルズのタイトエンド(TE)ドーソン・ノックスが、その職を確かなものにしている。

急成長したノックスが現地7日(水)にビルズと4年5,360万ドル(約77億1,765万円)の契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えた。ガラフォロによれば、この契約には3,100万ドル(約44億6,474万円)以上の保証が含まれているという。チームが後に、契約延長について正式に発表している。

新たな契約は2026年シーズン末までのものとなり、ビルズは主要なオプションになるタイトエンドをしばらくの間確保できる。

ミシシッピ大学出身で25歳のノックスは2019年ドラフトの3巡目でチームに加わり、最初の2年でキャッチ54回をマーク。しかし、真のブレイクアウトがやってきたのは2021年のことだった。ノックスはタッチダウンを量産できるマシンであることを証明し、キャッチ49回、587ヤード、タッチダウン9回を記録してNFLの注目選手になった。

バッファローで時を過ごす間、ノックスはプライベートでつらい出来事に直面した。弟のルークが8月17日に急逝したのだ。ノックスはその際のバッファローのコミュニティからのサポートに深く感謝している。

ノックスはチームの公式サイトで「俺が受け取ったメールやメッセージ、投稿の数々やプレシーズンゲーム前の黙祷、それは俺がバッファローに期待したすべてだったし、この街は信じられないほど素晴らしい」と語った。

「彼らはP.U.N.T.基金に弟の名前で20万ドル以上を寄付してくれた。バッファローの皆がそういうふうに愛を示してくれたのは、本当にありがたいことだった。俺はバッファローのすべての人々を愛しているし、ここに長くいたい」

2028年シーズン末までの契約を結んでいるクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンは、信頼できるタイトエンドとこれから5年をともに歩んでいく。そして、ノックスはフィールド内外で自分を支えてくれると知っているチームでプレーを続ける。

「信じられないほど素晴らしい街で、信じられないくらいのファンと人々がいる。本当に、心からホームだと感じている。前も言ったけれど、いろいろなことがあってここに戻ってきときに、ここが俺の第二のホームなんだってことを初めて本当の意味で実感したんだ」

「これからもバッファローをホームと呼べることがこれ以上ないくらいうれしい。ペグラ家とブランドン・ビーンに心からの感謝を。さあ、シーズンが始まるぜ! ゴー、ビルズ」

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