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ハムストリング負傷のレイダースTEウォーラーはシーズン第1週に出場見込み

2022年09月08日(木) 10:50

ラスベガス・レイダースのダレン・ウォーラー【AP Photo/Michael Ainsworth】

タイトエンド(TE)ダレン・ウォーラーはラスベガス・レイダースがシーズン第1週にロサンゼルス・チャージャースと対戦する現地11日(日)の午後にフィールドに立っている予定だ。

ウォーラーはハムストリングの負傷によりトレーニングキャンプの大半を逃している。新しい契約の問題も抱えており、今シーズンにレイダースは他で資金を投じているにもかかわらず、ウォーラーとの契約はいまだ合意に至っていない。

ウォーラーはハムストリングのケガから復帰することを認めており、契約状況については気にしていないという。

新しい契約についてウォーラーは「どうなるかは分からない」と『The Athletic(ジ・アスレチック)』に述べている。「俺がコントロールできることはほとんどない。俺は自分の代理人を信頼している。結果がどうなろうと、俺はフットボールを続ける。成り行きに任せるしかない」

ウォーラーの契約は2シーズン残っており、今シーズンはベースサラリーで625万ドル(約9億181万円)、合計700万ドル(約10億1,003万円)を稼ぐ見込みとなっている。現在ウォーラーはタイトエンドの平均年俸で17位につけているが、その生産量に比べればひどく低賃金と言える。

ウォーラーが新しい契約を得るためにキャンプ中にホールドインを行ったという見方もあったが、本人はハムストリングのケガは本当だと話している。ウォーラーは先週から練習に復帰し、シーズン開幕に向けて猛練習に励んでいる。

「ケガをしていたから、練習に出たいと思っても出られなかったのはつらかった」とウォーラーは『Associated Press(AP通信)』に述べている。「精神的にしんどいけど、このリーグでは波が激しいから、そういう時だってあるさ」

最後にメディアに話して以来、ウォーラーは代理人を変更し、ドリュー・ローゼンハウスを雇った。もうすぐ30歳になるタイトエンドは、どこかの時点で契約が実現する可能性がまだあると確信している。

「前の代理人とも今の代理人ともコミュニケーションは取れている」とウォーラーは言う。「俺はそれに満足しているけど、こういうことは時間がかかるもんだ。思っていたより長いとは思うけど。でも、彼らは俺に正直に話してくれるから、信頼している。(ジェネラルマネージャー/GMの)デイブ・ジーグラー自身や彼のやり方はリスペクトしている。この組織や自分の代理人を信じているから、うまくいくと思っているよ」

「やっとレギュラーシーズンで戦える。第1週が目の前に迫っているから、これまでのことはどうだっていい」

ウォーラーが健康になったことで、日曜日のチャージャース戦ではヘッドコーチ(HC)ジョシュ・マクダニエルズの下で改革されたレイダースオフェンスの真の姿を初めて見ることができるだろう。

【R】