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ジェッツQBフラッコがレイブンズ戦先発、ウィルソンの復帰は最短でも第4週

2022年09月08日(木) 11:45

ジョー・フラッコ【AP Photo/Adam Hunger】

ニューヨーク・ジェッツが現地11日(日)にボルティモア・レイブンズと対戦するシーズン初戦でクオーターバック(QB)ジョー・フラッコが先発すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが7日(水)に伝えた。

ジェッツのバックアップであるフラッコはプレシーズン中に膝の手術を受けた先発QBザック・ウィルソンに代わってプレーする。

ジェッツのヘッドコーチ(HC)であるロバート・サラーは水曜日、フラッコがレイブンズ戦で先発すると認めると同時に、ウィルソンがジェッツの序盤3戦に出場できない見通しであることも明かしている。2年目のQBが復帰するのは最も早くてシーズン第4週のピッツバーグ・スティーラーズ戦になる。サラーHCはウィルソンがこれから数週間の練習に参加することを希望しているため、故障者リザーブ(IR)への登録はないと話した。

「今週、彼はトレーナーとともにサイドに行く予定だ。われわれはこのリハビリスケジュールの一部として、これから数週間でゆっくりと彼を練習に戻していく」とサラーHCはコメントしている。

フィラデルフィア・イーグルスと戦ったプレシーズン初戦で骨挫傷と半月板の損傷を負ったウィルソンは、8月16日に膝の手術を受けた。シーズン第1週の出場を目指していたウィルソンだが、9月の間はプレーできないことが明らかになっている。

「彼はファンタスティックに見えるし、今も調子は良さそうで、感触はいいようだ。皆さんが彼と話すチャンスはあるだろう。そのときにも、彼が足を引きずったりする様子を見ることはない」と話すサラーHCは「しかし、すべての情報を集め、外部の医師とわれわれの医師の間で話し合っており、ピッツバーグまでに終わらせる予定だ」と続けた。

ウィルソンは水曜日に報道陣に対して、スローイングを再開し、ドロップバックに取り組んでいると話している。

『NJ Advanced Media(NJアドバンスド・メディア』によれば、ウィルソンは「ケガをしたときには自分に腹が立った。プレシーズンゲームだ。健康状態をキープしなきゃいけないのに」とコメントしたという。

元全体2位指名選手にとっては妨げだが、37歳のベテラン選手であるフラッコにとっては、NFLで14シーズン目に才能がありながらも未熟なロースターを率いるチャンスが訪れている。

誰も予想していなかったストーリーだ。今はジャーニーマンとなっているフラッコが、レイブンズを相手にシーズンをスタートする。レイブンズといえば、フラッコがキャリアの最初の11シーズンを過ごし、ともにスーパーボウル優勝を果たしたチームだった。レイブンズはチーム史上最も偉大なQBだったフラッコをQBラマー・ジャクソンと交代させており、フラッコは第1週にそのジャクソンと競い合うことになる。

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