WRダリウス・スレイトンがペイカットを受け入れてジャイアンツ残留
2022年09月08日(木) 13:13ワイドレシーバー(WR)ダリウス・スレイトンがニューヨーク・ジャイアンツにとどまるべくペイカットを受け入れた。
スレイトンのサラリーが254万ドル(約3億6,535万円)からリーグの定める最少額(96万5,000ドル/約1億3,880万円)に減額されたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが状況について知る人物の話を元に現地7日(水)に報じている。
第一報を伝えたのは『Newsday(ニュースデー)』のトム・ロックだった。
この動きによってジャイアンツはサラリーキャップスペース上で約160万ドル(約2億3,014万円)を節約できる。スレイトンはプレータイムのインセンティブによっていくらかの金額を取り戻すことが可能だ。
スレイトンは火曜日の練習を免除されており、カットされるのではないかとの見方が出ていた。契約の再構築があったことで、それを受け入れなければチーム離脱に至っていたことが示唆されている。
ジャイアンツで過ごした3シーズンで、スレイトンはキャッチ124回、1,830ヤード、タッチダウン13回をマークしたものの、昨シーズンは低迷していた。
25歳のスレイトンは今のところ、デビッド・シルズやリッチー・ジェームズらとともに、デプスチャートでカダリウス・トーニー、ケニー・ゴラデイ、スターリング・シェパード、新人ワンデール・ロビンソンの後ろにつけている。新しい契約はこういった状況に沿ったものだと言える。
2022年にフィールドに立つチャンスを見据え、ニューヨークにとどまってケガをしやすいワイドアウトたちの後方につけているのは、スレイトンにとって理にかなった選択だろう。
【A】