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最終的にNFC北地区を制するのはパッカーズだとQBロジャース

2022年09月09日(金) 11:15


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【NFL】

2022年シーズンを迎えるにあたり、グリーンベイ・パッカーズのオフェンスには疑問符がついており、ライバルにとってはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区の王座からパッカーズを引きずり落とす絶好のチャンスが訪れていると言えよう。

一方で、現地11日(日)に地区ライバルのミネソタ・バイキングスとの試合に臨むパッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは、そうした可能性を心配していない様子を見せた。

ロジャースは水曜日に「NFC北地区の他チームは毎年、ファンベースもチームも“今年は俺たちが北地区を制する年だ”と感じているようだ。俺がいる間はほとんどそうなっていないけどな」とコメントしている。

2年連続でNFLのMVPを受賞したロジャースが率いるパッカーズは、これまで3年連続でディビジョンタイトルを獲得した。しかし、ワイドレシーバー(WR)陣に対する疑問とオフェンシブラインマン(OL)たちの負傷による懸念があり、これらはパッカーズを不安定なままにするかもしれない。オフェンスが再び軌道に乗るまで、パッカーズはNFLでトップクラスの実力を誇るディフェンスがチームを支えてくれることに期待している。

パッカーズは4シーズン連続で敵地開催のシーズン初戦に臨む予定だ。過去3シーズンの結果は2勝1敗。2019年はシカゴ・ベアーズに、2020年はバイキングスに勝利したものの、昨季はニューオーリンズ・セインツに大敗を喫している。

NFC北地区ではバイキングスがパッカーズを脅かす可能性が高いと予想されている中で、ロジャースはリーグのスケジュールメーカーが最初から彼らとの対戦を組んだことについて驚いていない。

「NFLは公平性を求めている」と言及したロジャースはこう続けている。「だからこそ、余分な試合はこのカンファレンスでも他のカンファレンスでも、ディビジョンウイナー同士が対戦するようなスケジュールになっている。単純にそういうものだ。リーグにとってはいい方法だ。彼らはチームの入れ替わりを見たいと思っているからね。グリーンベイ・パッカーズが良いプレーをすることもリーグにとって良いことだ。俺たちはこれまでも厳しい環境でプレーしてきたし、今回も良い試練になるだろう」

シーズン第1週は全17試合のうちの1試合に過ぎないが、パッカーズ対バイキングス戦の勝者はディビジョンレースで好発進を切れるだろう。

【RA】