シーホークス戦を前に「心の中にはいつまでもシアトルへの愛がある」とブロンコスQBウィルソン
2022年09月09日(金) 14:35デンバー・ブロンコスがシアトル・シーホークスと対戦する月曜日の夜、ラッセル・ウィルソンは10年間本拠地とした場所に戻ることになる。
プロボウルに選出されたクオーターバック(QB)は現地8日(木)に、ファンがオフシーズンのトレードを受けて彼のことを悪役と考えるかもしれない、と尋ねられたとき、予想通り肯定的に答えた。
ウィルソンは「まず初めに、シアトルでの俺の経験は、唯一無二だったと思う。俺は自分の人生で10年間もプレーすることも、どれだけ特別で、何試合も勝利し、素晴らしいスリルを味わい、スーパーボウルを制覇すること、その他のすべてについて、想像がつかなかったよ。そんな思い出や他のすべてのことについて、そしてその喜びや感謝について考えようと思っている。そして試合もあるから、またプレーできることに興奮している。俺は今回の試合が大好きだ。熱中しているんだ。素晴らしいチームメイトがたくさんいるし、相手側にも仲の良い選手がたくさんいるから、素晴らしい戦いになるだろうね」と話した。
ウィルソンを中心とするシーホークスは、レギュラーシーズン104勝、プレーオフ9勝の記録を残し、いずれも2012年から2021年の間でトム・ブレイディに次ぐQB最多記録だった。
月曜日の夜、ウィルソンはブレイディ、ペイトン・マニング、ブレット・ファーブ、ジョー・モンタナと並んで、あるチームで100勝以上を挙げ、後にそのチームと対戦したQBの一人となる。
今週、ウィルソンのシアトルでの時間が波乱の結末を迎えたと示唆する報道があったが、本人が木曜日にそれを否定した。
ウィルソンは「俺は報道について何も心配していない。俺は物事がどう発生して、どう進んだのかちょうど全体の状況を知っている。同じように、俺はシアトルにいるときは常に楽しんでいたし、毎日自分のすべてを費やそうとしていた」とコメントした。
「俺は全力を尽くした。それが俺のできるすべてだ」
プロのキャリアで初めて新しいジャージーを着たウィルソンは、シーホークスのメンバーとして「毎日、全身全霊を注いだ」と語った。
「違いを生み出すために努力し、多くの試合に勝ち、俺たち全員が一緒に取り組んでいた10年間を終えて、俺はその希望にあふれた10年間が本当に特別だったと最後になって思う。それに、俺にとっての世界は常にシアトルで、シアトルは永遠に俺の故郷であり、俺にとっていつでも特別な場所になるだろう。俺の心の中にはいつまでもシアトルへの愛がある」
ブロンコスでのウィルソンの新しいチームメイト、ランニングバック(RB)メルビン・ゴードンは、予想される観客の反応を最もうまくまとめているかもしれない。
ゴードンは「俺は観客たちが彼を応援することを願っているよ。でも、彼が活躍してチームに火をつけるかもしれないから、観客はブーイングするかもね」と話した。
【AK】