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RBギブソンに機会を与える予定のコマンダースHCリベラ、「彼を信頼している」

2022年09月09日(金) 15:04

ワシントン・フットボール・チームのアントニオ・ギブソン【AP Photo/Nick Wass】

ワシントン・コマンダースのランニングバック(RB)アントニオ・ギブソンはオフシーズンに目まぐるしい変化を経験した。

ギブソンはトップRBとしてトレーニングキャンプを開始したが、プレシーズンゲームでファンブルを喫してからはデプスチャートの下方に沈んでいる。新人RBブライアン・ロビンソンJr.は8月下旬に巻き込まれた強盗もしくは自動車の乗っ取り未遂事件で銃弾を受けるまで、アーリーダウンのキャリー数でギブソンを追い抜こうとしていた。

ロビンソンJr.は少なくとも4試合を欠場するため、ギブソンはコマンダース攻撃陣でかなり大きな役割を取り戻そうとしている。ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラはギブソンに頼ることに自信を持っているようだ。

『NBC Sports Washington(NBCスポーツ・ワシントン)』によると、リベラHCは現地7日(水)に「私は彼を信頼している。われわれは彼にフットボールを与えるつもりだ。それに対して何の問題もない」と述べたという。

プレシーズン初戦以来、初めて報道陣の前に姿を現したギブソンは、コーチ陣が与えてくれるいかなるタッチにも対応する構えを見せた。

「チームを支えるために、自分にできることは何でもしている」とコメントしたギブソンは「どんな状況に置かれても、自分の仕事を精一杯やるつもりだ」と続けている。

ギブソンは2021年シーズンにファンブル6回中4回をロストした。ファンブルロストの回数はランニングバックの中で最多だ。さらに、プレシーズンでのカロライナ・パンサーズ戦でまたもファンブルを喫したことで面目を失っている。

「それを見せたらだめだ。常に次のプレーにつながってくる。正直言って、俺はそれができなかった」とギブソンは明かした。「自分自身にちょっと腹が立って、自分を責めてしまった。それを許してはいけない。次のプレーに進まなきゃいけないんだ。(中略)そういうことは起こる。完ぺきな人間なんていない。ただ気にせずにプレーし続けるだけだ」

コマンダースは現地11日(日)にジャクソンビル・ジャガーズとのシーズン初戦に臨む予定だ。この試合はギブソンが2022年に信頼できる存在になれることをリベラHCに証明するチャンスになるだろう。

【RA】