ジェリー・ジョーンズはかなり長い間希望を持ち続けていたが、マイケル・ガラップはシーズン第1週でフィールドに戻ることはできないだろう。

ダラス・カウボーイズは現地9日（金）に、ガラップがタンパベイ・バッカニアーズとの日曜夜の初戦から外れると発表した。

ガラップは、2021年シーズンを終了させたACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）の断裂から復帰に向けてトレーニングを続けており、先月、ジョーンズはガラップが予想よりも早く、もしかしたら第1週に復帰することができるかもしれないという楽観的な考えを述べた。カウボーイズはガラップをリザーブ/PUPリストに置くことを避けることによって、早期復帰の可能性を実現しようとしたが、第1週に復帰することは“合理的に考えて可能ではない”というワイドレシーバー（WR）の7月下旬の予測は、結局正しいことが証明された。

その代わり、カウボーイズは3年目のレシーバー、シーディー・ラムを筆頭に、ノア・ブラウン、新人ジェーレン・トルバート、シミ・フェホコ、元ユナイテッド・ステイツ・フットボール・リーグ（USFL）MVP ケボンタエ・ターピンといったレシーバー陣で戦っていくことになる。

カウボーイズが昨シーズン展開したレシーバー陣からは程遠い。セドリック・ウィルソンとアマリ・クーパーがいなくなり、その代わりに、実績のない選手たちが再び大きな期待を背負って開幕を迎えるカウボーイズのためにプレーするという挑戦を受け入れる。

2019年から2021年の間にパスキャッチ160回、2,395ヤード、タッチダウン13回を記録したレシーバー、ガラップという補強はこれからやってくるだろう。ただ、彼は第1週には合流しない。

【AK】