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親指骨折のカウボーイズQBプレスコットが手術完了、シーズン第8週か第10週での復帰へ

2022年09月13日(火) 10:27


ダラス・カウボーイズのダック・プレスコットとタンパベイ・バッカニアーズのシャキール・バレット【AP Photo/Michael Ainsworth】

現地12日(月)、ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットが骨折した親指を固定させるための手術を受け、無事に完了したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。プレスコットにはシーズン第8週か第10週での復帰が見込まれているとのこと。

プレスコットの復帰は10月30日(日)のシカゴ・ベアーズ戦か、バイウイークを終えた後、11月13日(日)に実施されるグリーンペイ・パッカーズ戦になるようだ。プレスコットはカウボーイズがタンパベイ・バッカニアーズに19対3で敗れた日曜日の試合で負傷している。

プレスコットが欠場する6週から8週の間、カウボーイズの選択肢としてはバックアップクオーターバックであるクーパー・ラッシュの起用があるが、他の可能性もある。

一つの魅力的な筋書きは、カウボーイズがサンフランシスコ・49ersのQBジミー・ガロポロをトレードで獲得するというものだ。ガロポロは現在、2年目のQBトレイ・ランスのバックアップを務めている。プレスコットの負傷によってガロポロをトレードするための扉が開かれるのか問われた49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは、いつでも積極的に耳を傾けていると述べた。

「われわれはいつでも、誰にでも耳を傾けている。それはどの選手についても決して変わらない」とシャナハンHCは話している。

ラポポートは月曜日、カウボーイズはクオーターバックに関しては内部の調整にとどめる意向だとし、49ersがランスの背後に保険を持っておきたいと考えていることから、ガロポロのトレードは起こらないとの見方を示した。

プレスコットの負傷は試合の終盤に、投球側の手をバッカニアーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)シャキール・バレットのヘルメットに当てたことで起こった。確認のためにすぐにフィールドを後にしたプレスコットは、その後戻ってこなかった。試合を離脱する前、プレスコットはパス29回中14回成功、インターセプト1回という記録を残している。

キャリアのすべてをカウボーイズで過ごしている29歳のプレスコットは、NFLでの7シーズン目をスタートしたところだった。

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