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チーフスに完敗したカーディナルスQBマレー、「彼らは俺たちに勝った」

2022年09月13日(火) 13:42


アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Ross D. Franklin】

カンザスシティ・チーフスが試合の結末を予想させる第1クオーターのプレーにより、アリゾナ・カーディナルスを44対21で破った。

クオーターバック(QB)のカイラー・マレーは日曜日の試合後、簡潔に「彼らは俺たちに勝った」と話している。

カーディナルスの守備陣はQBパトリック・マホームズとチーフスの攻撃陣に、360ヤードの獲得とタッチダウン5回を許しており、彼らへの対応を用意することが全くできていなかった。攻撃陣はペースを維持できずに長い時間ボールを失い続け、マレーは193ヤードにとどまり、勝敗がほぼ決した後にタッチダウン2回を記録したのみだった。

マレーは「この試合の鍵となったポイントは、自分たち自身を傷つけてしまったところだと思う。俺たちは自分自身を傷つけ、多くの瞬間で自ら難しい状況にしてしまったと理解している。俺が言ったように、彼らは素晴らしかった。何が起きても恥じることはない。でも、自分たちを鏡に移せば、細部の気配りができていなかった。小さなこと、簡単なこと、ほんの少しのことが、必要な場面で実行できなかった。それが、いいチームと対戦したときに起こることだ」と話した。

昨年の好調なスタートの後、カーディナルスは失速した。日曜日の攻撃陣のパフォーマンスは、クリフ・キングスベリーのチームが2021年に徐々に調子を落としていったときと同じに見えた。攻撃陣にリズムがなく、ランプレーは不発で、『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によるとマレーはドロップバックパスの27.8%においてプレッシャーを受けていたという。

たった1試合だが、このパフォーマンスは2022年シーズンの開幕としては不吉な兆候と言える。

マレーは「自分自身を縛ってしまった。俺たちにとっては良いことだったと思う。このリーグでは、自分自身と戦うことができないし、恥をかくことになる。俺が言ったように、今日起こったことはそういうことだ。相手はいいチームだ。彼らが作戦を完遂したのは明らかだ。全く違う。エネルギーが高まっていたし、自分たち苦しめるようなプレーをしなかった。自分たち自身を苦しめてしまうと、こうなるんだ」とコメントした。

次の日曜日にラスベガス・レイダースと対戦するカーディナルスは、第1週が強敵であるチーフスに対する異常事態であり、砂漠地帯において事態が悪化し続けるわけではないことを証明する機会を得る。

【AK】