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OLBワットのIR入りについて「いずれかのタイミングで適切に対応する」とスティーラーズHCトムリン

2022年09月14日(水) 10:19

ピッツバーグ・スティーラーズのT.J.ワット【AP Photo/Emilee Chinn】

ピッツバーグ・スティーラーズのスターアウトサイドラインバッカー(OLB)T.J.ワットの胸筋に関する長期的な予後は不明のままだが、直近の出場可否は現地13日(火)に明らかになっている。

ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンがワットはシーズン第2週に行われるニューイングランド・ペイトリオッツ戦に出場しないと発表した。一方で、チームが情報収集を続け、2021年守備部門年間最優秀選手を故障者リザーブ(IR)に入れるかどうかの判断をしている中で、トムリンHCはワットの復帰に関して前向きな見通しを支持し続けている。

トムリンHCは「おそらく試合後よりもはるかに良い状況になっているし、大体はそういうものなのだと言いたい」と述べ、こう続けた。「だから、憶測が飛び交っていたとしても、私は試合後にあまり多くを語らないようにしている」

「T.J.が今週プレーしないというのは断言できるが、それ以降のことは一切確約しない」

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロは月曜日、ワットのケガに手術は不要だと考えられており、それによってワットが今シーズン中の復帰に向けてリハビリする道が見えていると報じている。また、ラポポートとペリセロはワットが6週間で戻ってくる可能性があるともつけ加えた。

ワットは『Twitter(ツイッター)』に次のように投稿しており、今シーズン中の復帰をほぼ認めている。

「戻ってくる」

トムリンHCは火曜日に、チームがワットのケガに“希望を与えられている”とつけ加えた。これは、オールプロに選出された経歴を持つパスラッシャーをシーズン中に失うという最悪のシナリオを、チームが想定していないことを示唆している。

IRに置かれた選手は自動的に4週間の欠場を余儀なくされるが、トムリンHCはワットをIRに入れる可能性について、今週の試合に関連してチームにはまだその決断を下す時間があると述べた。

「あまりにも急いで情報を集めようとはしていない」とトムリンHCは話している。「彼の身体の反応を見て、セカンドオピニオンやサードオピニオンを受けて、週末かいずれかのタイミングで適切に対応する」

トムリンHCはその間にワットの不在を埋めることを目指す“配役”をするとコメントしている。ペリセロによれば、スティーラーズは火曜日のワークアウトでいい動きを見せていたラインバッカー(LB)ライアン・アンダーソンと練習生として契約したとのこと。アンダーソンはかつてワシントン・コマンダースに所属していた。

日曜日に行われたシーズン第1週の試合終盤で心配を引き起こしてから2日が経った今、ワットが今シーズン中に復帰する可能性は依然として残されている。

【RA】