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第1週の敗戦後に最高のプレーを発揮するQBロジャースとの対戦を期待するベアーズLBスミス

2022年09月14日(水) 11:04

シカゴ・ベアーズのロクアン・スミス【AP Photo/Stacy Bengs】

シーズン第1週でシカゴ・ベアーズはずぶ濡れになりながらもサンフランシスコ・49ersに逆転勝利を収めた。一方、グリーンベイ・パッカーズはミネソタ・バイキングスに大敗している。

この結果は、シーズン開始時の大方の予想とは違っていた。そのような状況の中でディビジョンのライバル同士はシーズン第2週のサンデーナイトフットボールで対戦する準備を進めている。

ベアーズはヘッドコーチ(HC)に新しくマット・エバーフラスを迎え、ロースターも刷新している。そのため、昨シーズンにアウェイの状況でベアーズの観客に対して「俺の勝ちだ」と叫ぶなど、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースがどれほどこのライバル関係を支配してきたかを身をもって体験した者は少ない。だが、ラインバッカー(LB)のロクアン・スミスは知っている。

スミスはキャリアを通してロジャースとの対戦で1勝7敗となっており、2018年に初めてこのMVPクオーターバックと対戦した際には大差をひっくり返されている。

エバーフラスHCはこのライバル関係を軽視しているようだが、スミスは開幕戦の完敗に苛立ったであろうロジャースの巻き返しに備えるべきだと分かっている。

「彼はこのゲームをプレーした選手の中で最も偉大な人物の一人で、俺自身もコンペティターとして彼のような選手と対戦するのが好きだ」とスミスは『Chicago Sun-Times(シカゴ・サン・タイムズ)』に話している。「彼は前回の試合の後で少しだけ怒っているだろう」

「でも、それは望むところだ。彼が最高のプレーを発揮して、俺たちが勝つ。そうすればより一層価値のある勝利になる」

昨年のパッカーズは開幕戦でニューオーリンズ・セインツに大敗したものの、その後は7連勝を挙げてNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区の覇権を奪還した。2021年のパッカーズの快進撃は、プライムタイムの試合でデトロイト・ライオンズを破ったところから始まっている。

ベアーズはパッカーズとの対戦で、2018年まで遡って6連敗している。ベアーズには連敗を食い止め、パッカーズを開幕から0勝2敗に追い込むチャンスがある。

【R】