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チーフスQBマホームズ、ジャイアンツRBバークリーらが第1週の最優秀選手に

2022年09月15日(木) 13:55

カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/Matt York】

カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズがいつも通りの驚異的なパフォーマンスを見せた一方、ニューヨーク・ジャイアンツのランニングバック(RB)セイクワン・バークリーはルーキーシーズンの電撃的な姿を取り戻している。

バークリーとマホームズはシーズン第1週に見せたパフォーマンスによって2022年最初のNFL週間最優秀選手に選ばれた。現地14日(水)に発表されている。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手賞を受けたマホームズは、日曜日にチーフスが44対21でアリゾナ・カーディナルスを下した試合で、パス39回中30回成功、360ヤード、タッチダウン5回、インターセプト0回を記録し、パサーレーティングは144.2だった。マホームズがキャリアを通じてタッチダウンパス5回以上を決めた試合はこれで6試合となり、ダン・マリーノやベン・ロスリスバーガーとならぶ歴代4位タイにつけている。マホームズがAFCオフェンス部門週間最優秀選手賞に輝くのは8回目であり、シーズン第1週での受賞は3度目を数える。

オーバータイムにもつれこんだシンシナティ・ベンガルズとの試合でピッツバーグ・スティーラーズを23対20での勝利に導いたのは、スティーラーズ守備陣だった。その中心にいたセーフティ(S)ミンカ・フィッツパトリックがAFCディフェンス部門週間最優秀選手に選ばれている。フィッツパトリックはタックル14回を記録したほか、インターセプトからの31ヤードのリターンタッチダウンを決め、ポイントアフタータッチダウンのアテンプトを止めて勝敗をオーバータイムに持ち込んでいる。フィッツパトリックにとってはキャリア初めての受賞となった。

NFLで初めてのゲームを終えたクリーブランド・ブラウンズの新人キッカー(K)ケイド・ヨークが、AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手賞に輝いている。ヨークはカロライナ・パンサーズを26対24で制した試合で、58ヤードのフィールドゴールを成功させた。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、これはルーキーが第4クオーター残り2分、もしくはオーバータイムで勝利を決めたフィールドゴールとしては2番目に距離が長いものになる。同時に、ヨークがこの試合でパーフェクトに成功させた4本のフィールゴールの最後の1本でもあった。ヨークはエクストラポイントも2回中2回成功で、計14ポイントを挙げている。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手賞を受けたバークリーは、ジャイアンツが21対20でテネシー・タイタンズを破った試合でセンセーショナルな勢いを取り戻している。バークリーが週間最優秀選手に選ばれるのはキャリア3度目。この試合ではキャリー平均9.1ヤード、キャリー18回で164ヤードという目を見張る数字をマークした。キャッチ6回で30ヤードを加えてトータルで194スクリメージヤードを記録しており、ラッシングタッチダウン1回と2ポイントコンバージョン1回も決めている。

シアトル・シーホークスのラインバッカー(LB)ウチェナ・ヌウォスは守備陣の勝負どころに貢献し、マンデーナイトにチームをデンバー・ブロンコスに対する17対16での勝利に導いた。NFCディフェンス部門週間最優秀選手となったヌウォスはタックル7回、サック1回、パスディフェンス1回と、第3クオーターにシーホークス側1ヤードラインでの重要なファンブルフォースを決めている。

フィラデルフィア・イーグルスのCBゼック・マクファーソンはスペシャルチームのタックル2回を決めたほか、第3クオーターでのデトロイト・ライオンズのオンサイドキックを確保し、38対35での勝利に一役買った。マクファーソンはその活躍によってNFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手に指名されている。

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