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ジャガーズ戦で「ぶちのめされた」とコルツDTディフォレスト・バックナー

2022年09月20日(火) 11:48

インディアナポリス・コルツのディフォレスト・バックナー【AP Photo/Matt Patterson】

スーパーボウル出場の希望を胸に新シーズンに臨んだインディアナポリス・コルツだったが、現地18日(日)に行われたジャクソンビル・ジャガーズとの試合では24対0での敗北を喫しており、希望とは正反対の姿に見えた。

「マジでみっともなかった」とコルツのディフェンシブタックル(DT)ディフォレスト・バックナーは『ESPN』に語っている。

「俺たちはぶちのめされた。明日はちゃんと出てきて、冷静に受け止め、ここから成長していかなきゃならない」

コルツ攻撃陣は218ヤードとわずかファーストダウン獲得9回にとどまり、クオーターバック(QB)マット・ライアンはインターセプト3回とサック5回を喫していた。一方でコルツ守備陣はジャガーズに331ヤードを許し、相手の序盤6回のドライブ中、4回で得点を決められている。第4クオーターを迎える前から、すでに試合には大差がついていた。

先週にヒューストン・テキサンズと20対20で引き分けたコルツにとっては、2週連続で落胆の結果となった。

春にスケジュールが発表された際、コルツファンはシーズン序盤のディビジョンライバルとの2戦に白星を見込んでいただろう。しかし、コルツは0勝1敗1分でシーズンをスタートし、どこかにこの状況を打開する答えを探しているように見える。

「俺は確かに、高い期待を抱いていた」と言うライアンは次のように続けた。

「0勝1敗1分になるなんて思わない。そんなの、コンペティターの思考じゃないだろ。俺たちは今の位置にいて、その自分たちの場所を現実的に考えるのが大事だ。正直言って、残酷にはなるだろうけどね」

コルツではすべてがうまく行っていない。攻撃陣にはワイドレシーバー(WR)マイケル・ピットマンが不在で、ランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーを頼りにすることもできなかった。キャリー9回、52ヤードは、1試合あたりの数字としてテイラーにとって2020年シーズン第10週以来で最低の記録だった。また、前半での4ラッシングヤードは、キャリア最初の試合(2020年シーズン第1週ジャクソンビル・ジャガーズ戦の0ヤード)に次ぐ少なさだった。

ピットマンやラインバッカー(LB)シャキール・レナードの不在が、コルツの苦戦の大きな要因となっている。とは言え、日曜日の敗北は貢献者の不在だけで片付けられるものではない。コルツにはパンチ力が欠けていた。

ヘッドコーチ(HC)フランク・ライクにとっては幸運なことに、シーズンはまだたくさん残されている。

「今日は情けないものだったが、今どこにいるのか、われわれがどこにいかなければならないのかといった点では、それほど遠くはない」とライクHCは語った。

「われわれにはそれをやる選手やコーチたちがいる。外の世界で果たされていないのは分かっているし、それに問題はない。われわれは自分たちの罰を受け、私も自分の罰を受け、自分のやることを続けていくだけだ」

【A】