テネシー・タイタンズのスターレフトタックル（LT）テイラー・リワンが3シーズンで2回目のシーズン終了となっている。

現地19日（月）夜に敗れたバッファロー・ビルズ戦で右膝を負傷したことにより、リワンがシーズン終了になると『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じた。

第一報を伝えたのは『Barstool Sports（バースツール・スポーツ）』のポッドキャスト番組“Bussin’ With The Boys（バッシン・ウィズ・ザ・ボーイズ）”だ。

タイタンズはリワンを故障者リザーブ（IR）に登録したことを土曜日に発表した。月曜夜に行われた試合におけるタイタンズの最初のドライブで負傷したリワンは、付き添われながらフィールドを離れた後、カートに乗せられてロッカールームへ向かっている。リワンは右膝のACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂した。これは2020年シーズンを早々に終えることになった原因と同じだ。

リワンの退場後、代わりに出場したベテランオフェンシブタックル（OT）デニス・デイリーが今後はタイタンズの先発LTとしてプレーすると見込まれている。

2014年ドラフト1巡目指名を受けてタイタンズに入団してからブラインドサイドを守ってきたリワンは、2016年から2018年にかけて連続でプロボウルに選出された。タイタンズのオフェンシブラインを支えてきた31歳のリワンは、ランニングバック（RB）デリック・ヘンリーが2019年と2020年に連続してリーグトップのラッシャーになるのを後押ししており、ヘンリーは2020年シーズンに2,000ヤードを突破して歴史的な偉業を成し遂げている。

タイタンズのリーダーであり、チームキャプテンを務めた経験もあるリワンを失ったことは、今季初勝利を目指してシーズン第3週を迎えるチームにとって大きな痛手となるだろう。

タイタンズ（0勝2敗）は日曜日にラスベガス・レイダース（0勝2敗）を迎え撃つ予定だ。

【RA】