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膝負傷のレイブンズRBドビンズはペイトリオッツ戦出場の見込み

2022年09月25日(日) 16:20

ボルティモア・レイブンズのJ.K.ドビンズ【AP Photo/Nick Wass】

ボルティモア・レイブンズは地上戦で戦力を補強できるかもしれない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)の断裂により2021年シーズンを棒に振ったランニングバック(RB)J.K.ドビンズが、現地25日(日)に開催されるニューイングランド・ペイトリオッツ戦に出場する見込みだという。

ドビンズは日曜日に向けて、この2週間で行われた練習にすべて参加してきた。健康な状態で終えたルーキーシーズンには、キャリー134回で805ヤード、タッチダウン9回をマークしている。

このまま順調に復帰できれば、キャリア3年目のドビンズはシーズン第2週にマイアミ・ドルフィンズに42対38で驚くべき敗北を喫したところから立ち直ろうとしているレイブンズに新たな攻撃手段を提供することになるはずだ。

クオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンはその試合で119ランヤードを記録したが、当のランニングバックたちの貢献度は極めて低かった。チームで2番目に多い記録はRBジャスティス・ヒルによる16ヤードで、ジャクソン以外の5人の選手は合わせて36ランヤードしか稼いでいない。

レイブンズはシーズン第1週に行われた試合でわずか63ランヤードしか獲得できなかった。シーズン最初の2週間を終えた時点でのランヤードではリーグで19位に位置している。

レイブンズはキャンプ中も2022年シーズン序盤もドビンズに慎重な対応をとってきたが、日曜日に任せる仕事量がどうなったとしても、最終的に爆発的なバックフィールドオプションを使えるようになれば、ジャクソンの足にかかる負担を軽減できるだろう。

ジャクソンは今季、これまでに531パスヤード、タッチダウン6回を記録している一方で、ランヤードでもチームトップに立っている。ドビンズが横に並ぶことで、MVPに選出されたことのあるジャクソンはさらに危険な存在になる機会を得るはずだ。

【RA】