グレイザー家がハリケーン“イアン”の救援活動に約1億円を寄付
2022年09月30日(金) 14:37タンパベイ・バッカニアーズのオーナーであるグレイザー家が現地29日(木)、ハリケーン“イアン”による被害に対する救援活動を支援するために100万ドル(約1億4,465万円)を寄付すると発表した。
チームは声明で、この寄付金が“フロリダ州南西部および州内で嵐による大きな影響を受けた人々への支援を行っている団体”に分配されることを発表している。
バッカニアーズの共同オーナーであるダーシー・グレイザー・カゼウィッツは声明で「フロリダ州南西部にもたらされた被害と州全体に与えられたダメージはしばらくの間、感じられることでしょう。このような状況下では地域社会全体が長期にわたって回復力を発揮して共に取り組むことが必要であり、私たち一族は回復の支援をするために尽力します。私たちの思いと祈りは被災された数多くの方々、勇敢な第一応答者、他の人々の安全を守るために尽力されているすべての方々と共にあります」と述べた。
米国を襲ったものの中で最大規模になったハリケーン“イアン”は水曜日に上陸し、フロリダ州の両海岸の人々に影響を与えた。『Associated Press(AP通信)』によれば、267万戸の住宅や企業に停電が発生したとのこと。“イアン”は木曜朝には勢力を弱めて熱帯低気圧に変わったものの、サウスカロライナに上陸すると予測されている金曜日までにハリケーン並みの勢力を取り戻すと予想されている。
あらかじめタンパ地域を離れていたバッカニアーズは代わりにマイアミ・ドルフィンズの施設で練習をしていたが、金曜日の練習後に街に戻る予定だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じている。バッカニアーズのホームゲームをタンパで開催できない場合に備えて代替会場も検討されていたが、NFLはサンデーナイトフットボールのカンザスシティ・チーフス戦を当初の予定通りタンパで行うと木曜日に発表した。
【RA】