元カーディナルスWRイザベラが練習生としてレイブンズと契約へ
2022年10月06日(木) 12:55ワイドレシーバー(WR)アンディ・イザベラが別の羽をまとった鳥になろうとしている。
アリゾナ・カーディナルスからウェイバーにかけられた翌日、イザベラがボルティモア・レイブンズと練習生として契約を交わそうとしていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地5日(水)に伝えている。
スピードのあるワイドレシーバーにとって、フリーエージェンシーの期間は長く続かなかったようだ。イザベラは火曜午後にカーディナルスからウェイバーにかけられ、水曜日の午後に通過している。
イザベラがレイブンズのワイドレシーバー陣に俊足を加えることになるかもしれない。
25歳のイザベラは東に向かう。カーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレーと3シーズン以上プレーしてきたイザベラは、53名ロースターに入ることができた場合、もう一人のデュアルスレットクオーターバックであるレイブンズのラマー・ジャクソンと組むことになる。
イザベラとマレーは共に2019年のドラフトでカーディナルスに入団したものの、イザベラがアリゾナでブレイクすることはなく、マレーとも親和性を築けないでいた。生産性の不足から、かつて2巡目指名を受けたイザベラは常にさまざまな推測やうわさの的となっていた。最終的に、イザベラは3月にトレード追求の許可をチームから得ている。
3年と少しの間にキャッチ33回、447ヤード、タッチダウン3回という記録にとどまっている。出場した試合は39試合、先発は3回のみだった。2022年シーズンには3試合でプレーしてターゲット5回中キャッチ2回。シーズン第4週のカロライナ・パンサーズ戦ではスナップ14回でプレーして、ターゲットにはなっていない。
レイブンズでは新たな日々がイザベラを待っている。2勝2敗のベンガルズは日曜日に2勝2敗のシンシナティ・ベンガルズと対戦する予定であり、イザベラは新チームの一員として戦うべく昇格するかもしれない。
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