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銃撃を受けたコマンダースRBブライアン・ロビンソンJr.が練習に復帰

2022年10月06日(木) 15:25

ワシントン・コマンダースのブライアン・ロビンソンJr.【AP Photo/Luis M. Alvarez】

ブライアン・ロビンソンJr.が練習場に戻る準備が整った。

ワシントンD.C.で銃撃を受けてから1カ月と少しが経ち、ワシントン・コマンダースの新人ランニングバック(RB)であるロビンソンが現地5日(水)に練習に復帰するための指定を受けている。

日曜日には『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが、義務付けられている4週間の離脱期間が経過したロビンソンをコマンダースが今週にリザーブ/非フットボール負傷者リストから外す見込みだと報じていた。

コマンダースが正式に23歳のロビンソンをアクティブロースターに登録するまでには21日間の猶予がある。

「信じられない旅路。@BrianR_4が練習場に帰還」

ロビンソンは8月末に強盗もしくはカージャックを試みた事件の被害者となり、右足に2発の銃弾を受けた。銃弾は膝を貫通したものの、大きなダメージはなく、靭帯や腱、骨は回避された。その後ケガは治ったとラポポートは伝えている。

ワシントンはロビンソンを53名ロースターにとどめた後、非フットボール故障者リストに移しており、予測されたよりも早い段階での復帰が示唆されていた。

ロビンソンは水曜日の練習後に報道陣の取材に応じており、フィールド復帰までの道のりについて語っている。

『The Washington Post(ワシントン・ポスト)』によれば、ロビンソンは「ドクターからまたプレーできるって聞いたときから、またフィールドに立つために何ができるかばかりを考え始めた」と話したという。

練習復帰初日のことを、ロビンソンは“ビューティフル”と表現している。

「俺は逆境の王だ。これまでの人生で、本当にたくさんの逆境を乗り越えてきた」

ラポポートによれば、アラバマ大学出身でドラフト3巡目指名を受けたロビンソンは、ここ数週間はチームに合流し、先週はコマンダースのストレングスおよびコンディショニングのスタッフと共にシミュレーションを行ってポジティブな評価を受けていたという。

コマンダースのヘッドコーチ(HC)であるロン・リベラは今週初め、ロビンソンがテネシー・タイタンズ戦でNFLデビューを果たせるという自信を示していた。

シーズン第5週の出場について尋ねられた際、ロビンソンは日々の判断によると話している。

「1日ずつ見ていくだけ。今の時点では話すこともできない」とロビンソンはコメントした。

アクティブロースターに戻った際には、ロビンソンはアントニオ・ギブソン(タッチ66回、トータル274ヤード、タッチダウン2回)を筆頭とするバックフィールドに合流する。2番手オプションはタッチ36回で187ヤードをマークしているJ.D.マキシックだ。

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