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【2016年第4週】レッドスキンズ、今季初のホームゲーム勝利

2016年10月03日(月) 06:40

タッチダウンを決めたワシントン・レッドスキンズのRBクリス・トンプソン【AP Photo/Carolyn Kaster】

現地2日(日)、ワシントン・レッドスキンズはホームにまだ勝ち星のないクリーブランド・ブラウンズを迎えて2016年シーズン第4週の試合に臨み、31対20で今季2勝目をマークした。

ブラウンズは新人クオーターバック(QB)コーディ・ケスラーが第3週に続いて先発している。

レッドスキンズはファーストドライブでパスとランのバランスが取れたミスの少ない攻撃でゲインし、タイトエンド(TE)ジョーダン・リードが今季初のタッチダウンを決めて先制。次の攻撃権を得てなおスムーズなプレーを続け、リードが2本目のタッチダウンを成功させて14点のリードを築く。

第2クオーター、タフなランを見せたブラウンズのランニングバック(RB)アイザイア・クロウェルがタッチダウンを決めて7点差に追い上げると、ワイドレシーバー(WR)テレル・プライアーがブラウンズ移籍後、パスレシーブで初となるタッチダウンをマークして同点に持ち込む。その後、両チームともフィールドゴールを決め、17対17の同点でハーフタイムに突入した。

ブラウンズは第3クオーターにキッカー(K)コーディ・パーキーのフィールドゴールで20対17と初リードするものの、第4クオーターではレッドスキンズがQBカーク・カズンズからRBクリス・トンプソンへのパスでタッチダウンし、20対24と再逆転。

後半はブラウンズのRB陣がファンブルとインターセプトのターンオーバーで立て続けに3回も逆転する機会を逃した一方、レッドスキンズは安定したランでドライブを進めたRBマット・ジョーンズがタッチダウンを決め、20対31と点差を広げて勝利した。

前半にブラウンズのWRプライアーに攻め込まれていたレッドスキンズのCBノーマンは、後半はインターセプトも含めて着実にプライアーを抑えている。

前半のブラウンズは第3ダウンでの第1ダウン更新成功率が高く、試合全体でもパス、ランともにレッドスキンズを上回っていたにもかかわらず、ターンオーバーが上回ってしまったことで勝利を逃す形になった。

次週、勝ち星のないブラウンズは、今週バッファーロー・ビルズにシャットアウト負けしてしまったものの、QBトム・ブレイディが出場停止処分から復活するニューイングランド・ペイトリオッツと対戦。レッドスキンズは第4週にオークランド・レイダーズに1点差で惜敗したボルティモア・レイブンズ(3勝1敗)とぶつかる。