足首負傷のレイブンズLTスタンリーはSNFのベンガルズ戦出場の見込み
2022年10月09日(日) 17:29オールプロに選出された経験を持つボルティモア・レイブンズのレフトタックル(LT)ロニー・スタンリー(足首)がサンデーナイトフットボール(SNF)のシンシナティ・ベンガルズ戦に出場すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとイアン・ラポポートが現地8日(土)に報じた。
スタンリーにとっては、2021年シーズン初戦ぶりのフィールド復帰となり、約2年前に足首を骨折して以来、2回目の出場となる。
レイブンズと5年9,875万ドル(約143億5,479万円)の契約延長にサインした数日後、2020年シーズン第8週に骨折したスタンリーは、そこでシーズン終了となった。昨年のシーズン初戦で復帰を果たすも、その試合でまたも足首を負傷したスタンリーは1カ月後にシーズン終了を意味する手術を受けている。
今年のトレーニングキャンプが始まった時点ではまだ回復を目指しているところだったため、7月はPUP(故障者)リストに置かれていた。しかし、そこからわずか1カ月で身体検査に合格し、早ければシーズン第1週から出場できるのではと期待されるようになった。ところが、その予想は当たらず、スタンリーはまだ2022年シーズンの試合に1度も出場していない。今になってようやく、シーズン第5週にフィールドに戻れるだけの準備が整ったとみなされるようになった。
レイブンズから2016年ドラフト1巡目指名を受けたスタンリーは、ケガの問題を抱えるまでは傑出した存在だった。最後にフル出場した2019年シーズンにはオールプロのファーストチームとプロボウルに初めて選出されている。レイブンズ内で進化を遂げたスタンリーはパスプロテクションとランブロックの両方で活躍するレフトタックルへと成長し、同年にMVPを獲得したクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンを守っていた。
2シーズンの大半をサイドラインで過ごした後、M&Tバンク・スタジアムに戻ってくることになったスタンリーは、シーズン第4週に敗れたバッファロー・ビルズ戦から立ち直ろうとしているレイブンズにとって重要なピースになる可能性がある。
レイブンズ対ベンガルズ戦は現地9日(日)アメリカ東部時間20時20分【日本時間10日(月)9時20分】にキックオフの予定だ。
【RA】