シーホークスRBペニーがセインツ戦で脛骨骨折
2022年10月10日(月) 10:10シアトル・シーホークスのランニングバック(RB)ラシャード・ペニーが現地9日(日)に39対32で敗れたニューオーリンズ・セインツ戦で脛骨(けいこつ)を骨折したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに報じた。
ペニーは月曜日に検査を受け、関連する損傷を調べた後に手術が必要かどうかを判断する予定だとラポポートはつけ加えている。
シーホークスのヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは試合後、先発を務めるペニーが“深刻な”足首のケガに見舞われたと報道陣に明かしていた。
6ヤードを走った際に複数の守備選手によるタックルを受けて負傷したペニーは、第3クオーターの途中でカートに乗せられて退場している。離脱する前、ペニーはキャリー8回で54ヤードを記録していた。
キャリア5年目のペニーに代わって出場した新人RBケネス・ウォーカー三世は、後半に大活躍している。ドラフト2巡目指名を受けてシーホークスに加入したウォーカー三世は、キャリー8回、88ヤードをマーク。それには第4クオーターに69ヤードを稼いだ軽快なランも含まれており、シーホークスはこのプレーのおかげで一時的にリードすることができた。
ペニーが15回、ディージェイ・ダラスが10回のスナップに参加したのに対し、ウォーカー三世はチームのランニングバックの中で最も多い26回に参加している。
実力を示すことが求められる1年契約をシーホークスと結んだペニーは、堅実なシーズンを送っており、デトロイト・ライオンズ戦ではキャリー17回で151ヤード、タッチダウン2回と今季これまでのところで最も素晴らしいパフォーマンスを見せたばかりだった。しかし現在、ペニーの今季の行方とシーホークスとの未来は漠然としたものになっている。
【RA】