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ファルコンズがLBジョーンズをブラウンズにトレード

2022年10月10日(月) 19:16

ディオン・ジョーンズ【NFL】

シーズン第5週に敗れた試合で相手に465ヤードを許した後、クリーブランド・ブラウンズは守備陣の補強を進めている。

ブラウンズがアトランタ・ファルコンズとのトレードでプロボウルに選出された経歴を持つラインバッカー(LB)ディオン・ジョーンズを獲得したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。ブラウンズは2024年ドラフト6巡目指名権と引き換えに、ジョーンズと2024年ドラフト7巡目指名権を獲得したとラポポートはつけ加えている。

2017年にプロボウルに選出されたジョーンズはオフシーズンに肩の手術を受けた後、シーズン開幕まで故障者リザーブ(IR)に置かれており、今季はまだ一度も出場していない。

ファルコンズから2016年ドラフト2巡目指名を受けたジョーンズはすぐに頭角を現し、自身のルーキーシーズンにチームがスーパーボウルに出場するのを後押しした。しかし、2021年の『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によるグレードで34.6を記録したことからも分かるように、ジョーンズは徐々に衰えを見せていた。

そうして、ファルコンズは離別を選び、ブラウンズがタックルを量産できるマシンとして活躍してきたジョーンズを獲得している。ジョーンズは過去6シーズン中5シーズンで100回以上のタックルを記録してきた。

NFLネットワークのトム・ペリセロによると、ファルコンズは2022年以降の契約に保証がないジョーンズをトレードすることで2023年に1,214万ドル(約17億6,573万円)のデッドキャップヒットを抱えることになるという。また、ブラウンズはジョーンズに、シーズンの残りの期間で139万ドル(約2億0,216万円)とアクティブとなる試合ごとに3万1,250ドル(約455万円)を支払うことになるとペリセロはつけ加えた。

ジョーンズは今シーズン前に契約を再構築しており、2022年のシーズンの基本給はわずか100万ドル(約1億4,545万円)強となっていた。それはディフェンスに刺激を与えようと試みるブラウンズが引き継ぐことになる。

【RA】