シーホークスRBペニーがセインツ戦で腓骨を骨折、シーズン絶望に
2022年10月11日(火) 09:06シアトル・シーホークスのランニングバック(RB)であるラシャード・ペニーのシーズンが終了した。ペニーは現地9日(日)にニューオーリンズ・セインツに敗北した試合で、壊滅的なケガを負っている。
ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは月曜日に『710 AM Seattle Sports(710AMシアトル・スポーツ)』で、ペニーが腓骨を骨折し、シーズン終了になると話した。ペニーは脛骨も負傷しているという。
「彼にとっては長い道のりになるだろう。tib-fib(脛骨と腓骨)インシデントと言われるものだ。彼は腓骨を骨折してひびが入っているが、ハイアンクルスプレインの要素がそれを難しくしている。これらの骨をつなぐために特定の手術が行われる。数カ月かかるし、彼はシーズンを失うことになるだろう」とキャロルHCは話した。
ペニーは火曜日にタイトロープ手術を受け、腓骨を足首に固定させると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。
ペニーは4カ月を回復にあて、フリーエージェントになる2023年のリーグイヤーが始まるまでには健康状態を取り戻している見込みだ。
ペニーは日曜日の試合の第3クオーター中盤に、6ヤードのランでギャングタックルを受けてカートで運ばれた。
元1巡目指名選手であるペニーにとって、シーズン終了の負傷はまた新たなハードルとなった。ペニーはシアトルでの5シーズンの間に、フルシーズンを戦い抜いたことがない。
「われわれのプログラムのスポットライトに戻ってきていた彼にとって、本当につらいことだ」とキャロルHCは月曜日に語った。
「彼は長い道のりを歩んできた。彼にとっては本当につらい損失だ。彼は素晴らしかったし、それは全員が目にしていた。われわれは彼にエキサイトしていた。彼は残るシーズンを失う。彼は戻ってくるし、またプレーできるようになる。手術のプロセスは非常にはっきりしているが、とにかく時間がかかる」
ペニーは2021年に10試合に出場し、終盤になるにつれて調子を上げていた。シーホークスはペニーの5年目オプションを拒絶していたが、シーズン末の有望なプレーが1年575万ドルの契約によるシアトル残留につながっている。ペニーは今季終了後にフリーエージェントになる。
26歳のペニーはこれまで5試合でラン57回、346ヤード、タッチダウン2回をマークしていた。
ペニーがいない中、ケネス・ウォーカー三世の出番が増えるだろう。シーホークスのロースターにはディージェイ・ダラス、練習生にはダーウィン・トンプソンがいるのに加え、月曜日にセインツがウェイバーにかけたトニー・ジョーンズJr.をクレームしている。
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