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親指負傷のQBロジャースが練習不参加も、パッカーズHCに懸念なし

2022年10月13日(木) 08:37


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Morry Gash】

グリーンベイ・パッカーズがニューヨーク・ジャイアンツとシーズン第5週に対戦した試合の最後の瞬間にパッカーズの敗北が決まり、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースがケガを負った。

現地11日(火)に『Pat McAfee Show(パット・マカフィー・ショー)』に出演したロジャースは、ジャイアンツに敗北した試合の最後に受けたヒットで親指を痛めたと話していた。その翌日、ロジャースはパッカーズの練習に参加していない。

しかし、パッカーズファンよ恐るるなかれ。ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーは、日曜日に組まれたニューヨーク・ジェッツとの試合に向けたロジャースのステータスにそれほど不安はないと報道陣に語っている。

『ESPN』のロブ・デモフスキーによれば、ラフルアーHCは「試合日に関してはそれほど懸念はないと思う」と話したという。

2022年のロジャースとパッカーズの道のりは楽なものとはなっておらず、日曜日は後半にシャットアウトされて、ポイントを追加するのに苦労していた。アウェーで行われた試合では、1試合あたり14.3ポイントにとどまっている。パッカーズにとって幸運なことに、今週末の会場はホームのランボー・フィールドであり、そこでの平均得点は27ポイント。戦績は2勝0敗となっている。

パッカーズにとって最大のハードルは、ダウンフィールドでの成功だ。この部分で、ロジャースはラフルアーHC時代の最初の3シーズンで成功したものの、以降は後退している。それは間違いなくワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスの離脱と関係している。新しくなったレシーバー陣はまだ未来の殿堂入りQBと足並みをそろえられていない状態だ。

ジェッツがランボー・フィールドに敷くセカンダリーは、パッカーズのショートパスが多いパスゲームにマッチするだろう。ジェッツのセカンダリーはクイックパスでインターセプト2回を記録し、クイックパスの試行で3ヤード以上のターゲットセパレーションを許したのは38.9%に過ぎない。

このことはジェッツの有利になるかもしれないし、パッカーズがダウンフィールドへの攻撃を復活させる機会になるかもしれない。ロジャースの親指が問題にならない限り、勝者は日曜日まで分からない。

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