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ブラウンズQBデショーン・ワトソンに新たな民事訴訟

2022年10月14日(金) 16:12

クリーブランド・ブラウンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/Ron Schwane】

現地13日(木)、クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンが2020年12月にヒューストンにあるホテルで行われたマッサージセッションで性的不品行を働いたとする新たな訴えが起こされた。

テキサス州ハリス郡連邦地方裁判所に申し立てられた今回の訴えでは、ワトソンが“原告に対して性的な行為を求めようとした”と主張されている。原告の女性の名前は“ジェーン・ドゥ”とされており、非公開になっている。

マッサージセラピー時に性的不品行を働いたとして24名の女性から訴えられたことを受け、ワトソンは現在、NFLの個人行動規範の違反による11試合の出場停止処分を科されているところだ。

木曜日に起こされた民事訴訟――および、ワトソンが正式に罰金と出場停止処分を科された8月18日より前に同じ行為があったと主張する訴え――は、ワトソンの和解条件に影響を与えず、リーグのさらなる懲罰の対象にもならないと『NFL Network(NFLネットワーク)』トム・ペリセロが報じている。

8月18日、ワトソンは11試合の出場停止処分と罰金500万ドル(約7億3,726万円)を言い渡された。また、臨床医による診断と、定期的かつ強制的なカウンセリングを受けることを要求されている。

万が一、別の性質の疑惑や、出場停止処分が確定した後に発生したとされる疑惑が生じた場合、NFLが調査する可能性がある。

今週月曜日に8月30日から初めてチーム施設へ戻ったワトソンは、性的不品行によって民事訴訟を起こした24名の女性のうち23名とすでに内容非公開での合意に至っている。

今回の訴訟はヒューストンにある“Universal Law Group(ユニバーサル・ロー・グループ)が起こした。これまでの訴えはすべて弁護士のトニー・バズビーによって申し立てられている。

【RA】