現地16日（日）、ニューオーリンズ・セインツのクオーターバック（QB）アンディー・ダルトンはかつて所属していたシンシナティ・ベンガルズを倒すチャンスを再び手にする。

ヘッドコーチ（HC）デニス・アレンが金曜日、背部と足首のケガによりクエッショナブルとされているQBジェイミス・ウィンストンに代わって、ダルトンが3試合連続で先発を務めると発表した。

ウィンストンは制限を受けながらも今週の練習に参加していたが、セインツは“レッド・ライフル”の愛称で親しまれるダルトンを出場させる方針だ。

ダルトンはベンガルズから2011年NFLドラフト全体35位指名を受けた。そして、2020年4月30日、ベンガルズがQBジョー・バロウをドラフトで指名した7日後に放出されている。ダルトンはベンガルズで133試合に先発出場しており、成績は70勝61敗2引き分けだった。ダルトンはタッチダウンパス数（204回）でベンガルズの歴代1位に輝いている他、パスヤード（3万1,594ヤード）でも2位につけている。

ベンガルズで9年間を過ごした後、ダルトンは3シーズンで3つのチームを渡り歩いてきた。しかし、ベンガルズとは3年連続で対戦することになっている。2020年はダラス・カウボーイズの一員として、2021年はシカゴ・ベアーズの一員として、チームがベンガルズに勝利するのを後押しした。

ダルトンがシーズン第6週にベンガルズに勝利すれば、1950年以来4人目の、自分をドラフトしたチームとの試合で3勝0敗以上の成績を残したクオーターバックとなる。

ダルトンは足を負傷しているワイドレシーバー（WR）マイケル・トーマスをまたもや欠いた状態で試合に臨む。また、WRジャービス・ランドリー（足首）とコーナーバック（CB）マーション・ラティモア（腹部）も除外されている。試合に向けてクエッショナブルとされている新人WRクリス・オレーブ（脳しんとう）は金曜日の練習にフル参加していた。

【RA】