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コマンダースQBウェンツがベアーズ戦で薬指を骨折

2022年10月16日(日) 10:15


ワシントン・コマンダースのカーソン・ウェンツ【AP Photo/Nam Y. Huh】

ワシントン・コマンダースのクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツの大変な1週間は続く。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが現地15日(土)に情報筋の話をもとに伝えたところによると、ウェンツがシカゴ・ベアーズ戦で投球側の手の薬指を骨折したとのこと。

木曜日にコマンダースが12対7で勝利を収めた後、ウェンツは手に少し痛みを感じていると報道陣に明かしていた。

ウェンツは右手について「ちょっと痛い。大丈夫だとは思う。肌寒い状態が突き指を良くするとは限らないしね。何も問題なかった」と語っている。

ウェンツは現在、ロサンゼルスに向かって手の専門家のもとを訪れており、今後の出場については未定だとラポポートはつけ加えた。

今回のニュースは、ウェンツがわずか99パスヤードという記録にとどまり、あまり活躍できなかったベアーズ戦を終えた後に伝えられている。ウェンツはパス22回中12回成功、タッチダウン0回、インターセプト0回、パサーレーティング66.3をマーク。試合の前半でディフェンシブタックル(DT)ジャスティン・ジョーンズの手とぶつかった際に手を負傷した様子を見せていた。

ベアーズ戦が行われる前に、NFLネットワークのトム・ペリセロはウェンツが投球側の肩に近い二頭筋腱(けん)に痛みを抱えているとも伝えていた。

キャリア7年目のウェンツはコマンダースの一員として過ごす初めてのシーズンでタッチダウン10回、インターセプト6回を記録している。

コマンダースはシーズン第7週に開催されるグリーンベイ・パッカーズ戦に向けて、必要であればバックアップQBタイラー・ハイニケと新人QBサム・ハウエルをウェンツの代役にすることを検討しなければならなくなるだろう。

【RA】