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パンサーズQBニュートン、脳震とうで離脱

2016年10月03日(月) 12:47


アトランタ・ファルコンズ戦で負傷したカロライナ・パンサーズのQBキャム・ニュートン【AP Photo/Rainier Ehrhardt】

荒れたカロライナ・パンサーズの2016年シーズンにまたも暗雲が漂う。

パンサーズのクオーターバック(QB)キャム・ニュートンが第4クオーターに離脱し、試合に戻ることはなかった。昨シーズンのリーグMVP選手は脳震とうとの診断。パンサーズは脳震とうプロトコル入りのため、ニュートンが試合後のインタビューを受けることができないと発表している。

パンサーズはニュートンに代えてデレック・アンダーソンを投入したが、アトランタ・ファルコンズに48対33で敗戦。今季のパンサーズは1勝3敗となった。

ニュートンは2ポイントコンバージョンのプレーでエンドゾーンへ向かっていた際に負傷。ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは試合後、ニュートンに関する詳細な追加情報はないとしたが「おそらく、ニュートンはヒットを回避できだだろう」と語った。

ニュートンが今季に受けた数々のタックルはパンサーズが最も気がかりなことであろう。先週、ミネソタ・バイキングス戦で明らかに足首を痛めたニュートンはすぐさま復帰しているが、ニュートンはデンバー・ブロンコスとの開幕戦でも強烈なタックルを複数受けている。

スターQBのニュートンは負傷前までに165ヤードをパスで稼ぎ、ワイドレシーバー(WR)ケルビン・ベンジャミンへの6ヤードパスは得点に結びついた。また、ニュートンはランでも30ヤード以上稼いだ。

第4クオーターに19回中16回のパスを成功させ、得点に結びつけるパスも1度出したアンダーソンは実際、ニュートンの穴を塞ぐ十分なスタートを切った。しかしながら、アンダーソンは最後の2ドライブでピック6を含む2度のインターセプトを受け、これがパンサーズの敗北が決定的なものにした。