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トレードのうわさは関知しないパンサーズRBクリスチャン・マカフリー

2022年10月20日(木) 11:33

カロライナ・パンサーズのクリスチャン・マカフリー【Winslow Townson/AP Images for Panini】

シーズン第6週のスタート時にヘッドコーチ(HC)マット・ルールを解雇したカロライナ・パンサーズが、オフシーズンの変革へ向かっている。

スターランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーはシーズンが終わる前に新たなホームへの荷造りをしているかもしれない。マカフリーは他のチームから最も多くの関心を集める選手だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが日曜日に伝えており、水曜日には本人が未来について質問された。

もっともなことだが、マカフリーは多くを語らなかった。

『The Athletic(ジ・アスリート)』によれば、マカフリーは「それは遠ざけている。俺のコントールできることじゃないからな。自分がコントロールできるすべてをコントロールしようと頑張っている。今の俺はカロライナ・パンサーズの一人で、この場所に全力を注いでいる」と答えたという。

マカフリーはパンサーズにとって模範的なメンバーだった。最後に大きな貢献を果たした2019年にはラッシングとレシービングでいずれも1,000ヤードを超えている。以降は繰り返すケガによって、パンサーズの計画における主要メンバーであり続けるというマカフリーの希望が崩されてきた。

マカフリーは2022年の6週間を通じて深刻なケガを回避できているものの、パンサーズの組織的な課題により、チームを勝利に導くチャンスは減っている。マカフリーはキャリー平均6.4ヤード、キャッチ33回で277ヤード、タッチダウン1回をマークしたものの、パンサーズ攻撃陣が凡庸なパフォーマンスに沈んだことで、マカフリーの力も大きな違いを生み出していない。

ルールHC本人やそこに近かったスタッフは去っていった。他のNFLチームがマカフリーを獲得できる可能性について電話で問い合わせようとするのも無理はない。マカフリーの元チームメイトであるワイドレシーバー(WR)ロビー・アンダーソン(アリゾナ・カーディナルスにトレード)の場合とは異なり、パンサーズはオファーに耳を傾けておらず、ジェネラルマネジャー(GM)スコット・フィッタラーはどの取引についてもその態度を貫く意向だと話している。

マカフリーをカロライナのコントロール下から獲得するには、かなり大型のオファーが必要になるだろうとラポポートは報道。しかし、少なくとも議論は行われるはずだ。

そういった議論が周りで発生する限り、マカフリーは質問を受け続けるだろう。マカフリーはチームがそういった情報を自分に伝えてくるかどうかについては気にしていないと話した。

「彼らが俺に伝えてくれるんなら、素晴らしいね。そうじゃなくても問題ない。もう言ったように、今は今週のバックス(バッカニアーズ)との試合に集中しているし、試合に向けて俺が準備できるすべてをやっている」とマカフリーはコメントしている。

ラポポートによれば、フィッタラーGMが残っているカロライナで本格的な処分セールが行われることはない見込みだ。だからといって、パンサーズが何らかの動きを検討しないわけではない。マカフリーの名前は11月1日(火)のトレード期限まで熱い話題になり続けるだろう。

パンサーズは日曜日にバッカニアーズと対戦する。

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