第6週の週間最優秀選手賞にビルズQBアレン、ファルコンズQBマリオタなど
2022年10月20日(木) 11:45昨シーズンのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)ディビジョナルラウンドで名勝負を繰り広げたバッファロー・ビルズとカンザスシティ・チーフスが現地16日(日)に再戦し、またしても大接戦を演じた。
今回はビルズが勝利し、チームをけん引したのはクオーターバック(QB)のジョシュ・アレンだった。
アレンの素晴らしい戦いぶりは水曜日に発表されたシーズン第6週の週間最優秀選手(POTW)でも評価されている。
アレンはビルズがチーフスに24対20で勝利した際の活躍でAFCオフェンス部門週間最優秀選手賞を手にした。プロボウルにも選ばれているアレンは40回中27回のパスを成功させ、329ヤード、タッチダウン3回、インターセプトなしという結果を残してパサーレーティング117.6を獲得。それだけでも受賞にふさわしい記録だが、デュアルスレットQBはランでも32ヤード稼いでいる。AFCのオフェンス部門POTWの受賞はアレンにとって今季2度目、キャリア通算9度目となる。
27対10でグリーンベイ・パッカーズに勝利したニューヨーク・ジェッツの圧倒的なディフェンスの中で、AFCディフェンス部門週間最優秀選手に選ばれたディフェンシブエンド(DE)クイネン・ウィリアムスの働きは際立っていた。ウィリアムスはタックル5回、サック2回、フォースドファンブル1回、フィールドゴールブロック1回を含むモンスター級の活躍を披露している。ウィリアムスにとってはキャリア初の週間最優秀選手賞となった。
ロサンゼルス・チャージャーズのキッカー(K)ダスティン・ホプキンスは月曜日にハムストリングを負傷したため、今後2週間から4週間の欠場が見込まれているが、AFCのスペシャルチーム部門間最優秀選手として回復期間に入る。チャージャーズが延長戦の末に16対13でデンバー・ブロンコスに勝利した試合で、ホプキンスはエクストラポイントを蹴った際にハムストリングを痛めたにもかかわらず、オーバータイムで39ヤードの決勝ゴールを決めるなど、フィールドゴール4回中4回を成功させている。
アトランタ・ファルコンズに加わって以来最高のパフォーマンスを発揮したQBマーカス・マリオタはサンフランシスコ・49ersを28対14で破り、チームを勝利へと導いた。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のオフェンス部門週間最優秀選手賞に輝いたマリオタはパス14回中13回(92.9%)をコンプリートして129ヤードとタッチダウン2回をマーク。ランでも50ヤードとタッチダウン1回を達成するなど、非常に生産性の高いプレーを見せた。
シアトル・シーホークスのコーナーバック(CB)タリク・ウーレンは日曜日も好調なスタートを切り、NFCディフェンス部門週間最優秀選手に選ばれた。シーホークスがアリゾナ・カーディナルスを19対9で倒した試合でウーレンはタックル5回、ファンブルリカバリー1回、インターセプト1回を決めている。6つのテイクアウェイを記録してNFL内でトップに立つウーレンは、日曜日の活躍によって4試合連続でインターセプトを記録している。
ミネソタ・バイキングスは24対16でマイアミ・ドルフィンズを破り、NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手となったパンター(P)のライアン・ライトがこの勝利で極めて重要な役割を果たしている。ライトはパントを10回蹴っており、そのうちの6回を敵陣20ヤード以内に着地させた。1パントあたり44.1ヤードを記録し、最長73ヤードという驚異的な長距離パントも決めている。
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