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チャージャーズWRアレン、バイウイーク明けまで復帰を見送る可能性も

2022年10月21日(金) 11:51

ロサンゼルス・チャージャーズのキーナン・アレン【John McGillen/NFL】

ロサンゼルス・チャージャーズのワイドレシーバー(WR)キーナン・アレンが現地20日(木)、復帰に近づいていることと、早ければ日曜日にフィールドに出られることを明かした。しかし、シーズン第7週に向けての彼のステータスは未定のままとなっている。

シーズン第1週にハムストリングを負傷してから戦線を離脱しているアレンは、今週の木曜日と金曜日に行われる練習でケガからの回復がどの程度進んでいるかを判断するつもりだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のブリジット・コンドンに明かした。

調子が良ければ、日曜日に開催されるシアトル・シーホークス戦に出場する可能性が高いとアレンは話している。出場できない場合、アレンがフィールドに戻ってくるのはシーズン第8週のバイウイークを終えてからだ。チャージャーズはシーズン第9週にアトランタ・ファルコンズと対戦する予定となっている。

アレンはこの日曜日にプレーしたいと強調した一方で、少なくとも、肉体的な快適さという観点では、出場を見送る方がより安全な方法かもしれないと認めた。

木曜日の練習で制限付きとされていたアレンはコンドンに「待った方がより快適に感じられると思う。いつもより多い、2週間があるからな」と話している。「復帰したら、今話しているような、考えなければならないことを全部考えなくてよくなる。でも、もし(日曜日に)出られるなら、絶対に出るつもりだ」

コンドンは木曜日の練習前にアレンと話している。このときアレンは、水曜日のウオークスルーに参加した後にハムストリングの状態を確認するのが“ある意味”楽しみだったと同時に、緊張もしていたとコメントしている。

「正直、全速力で走りたいとさえ思わない」と言うアレンは「ただただ、ありのままにプレーするようにしてみる。練習中もウオームアップを試みて、あとは心に身体を委ねる」と続けた。

しかしながら、復帰のタイミングを決める前にしっかりとテストができると確信していると明かしたアレンはこう語っている。

「全力でやれる気がする。かなり頑張ってきた。リハビリ関連のこともかなりハードにやってきたし、よく走れているような気がしている。時速19マイル(時速31km)まで上がったしね。それができるような気がする。単純に、それができるか、それと同時に競争できるか、リアクションとかいちいち考える必要もなくできるかということだ」

アレンは今季に出場した1試合――ラスベガス・レイダースに勝利したシーズン初戦――でキャッチ4回、66ヤードをマークしている。

昨季までの5シーズンで78試合に出場して74試合で先発を務めてきたアレンは、その間にキャッチ509回、5,918ヤード、タッチダウン32回を記録しており、NFLで最も生産性の高いレシーバーの1人として活躍してきた。

【RA】