CBクロマティとDTリウゲットがチャージャーズとの1日契約を経て引退
2022年10月23日(日) 12:09ロサンゼルス・チャージャーズはかつて守備陣の要として活躍した2人の選手と1日契約を結び、彼らをチームの一員として引退させることになった。
現地22日(土)、チャージャーズがコーナーバック(CB)アントニオ・クロマティおよびディフェンシブタックル(DT)コリー・リウゲットと正式に契約を結んだことを発表している。
チャージャーズから2006年ドラフト全体19位指名を受けたクロマティは、最初の4シーズンをそこで過ごした。2年目にはインターセプト10回を記録してリーグトップに輝き、オールプロのファーストチームとプロボウルに選出されている。クロマティはチャージャーズ時代に合計15回のインターセプトを記録してそのうち2回をリターンタッチダウンにつなげた。
クロマティはフロリダ州立大学からドラフト指名されたことにどれほどの意味があったかを振り返っている。
チーム公式サイトによると、クロマティは「正直、俺にとってはずっとホームだった。どんな別れ方をしても、どんなことがあっても、チャージャーズはいつもホームだった。まず、彼らは幼い頃からの夢を追いかける機会を与えてくれた。チャージャーズネーション、ボルトネーション、その他すべてが、これからもずっと俺にとってのホームだ。彼らは俺の心の中で大切な存在だ」と語ったという。
一方のリウゲットは、2011年ドラフトの全体18位で指名された。その後、チャージャーズのメンバーとして8シーズンにわたってプレーしている。頼もしいスターターとして活躍したリウゲットは、その間に出場した108試合のうち103試合で先発を務め、タックル207回、タックルフォーロス59回、サック24回を記録した。
リウゲットはチャージャーズの組織が自分の人生に与えた影響について話している。
チーム公式サイトによれば、リウゲットは「8年間在籍し、そこで築いた人間関係や、そこにいた人たちが自分の人生に影響を与えてくれた。あの組織でプレーできたことは、自分に起きたことの中で最高の出来事の1つだ」とコメントし、次のように続けたとのこと。
「彼らは俺の人生と家族の人生を変えた。彼らにとても感謝している。1人のチャージャーとして引退するのは、本当に光栄なことだ」
クロマティとリウゲットはそれぞれ別のシーズンで所属していたため、同じタイミングではプレーしていないが、両選手はチャージャーズの一員として同じ日に引退することを公言できるようになった。
【RA】