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ライオンズがPフォックスと3年の契約延長にサイン

2022年10月23日(日) 12:11


ジャック・フォックス【NFL】

デトロイト・ライオンズがジャック・フォックスをリーグで最も高額の報酬を得るパンター(P)にしている。

フォックスが3年の契約延長にサインしてパンターとしてはリーグ最高額の年俸377万5,000ドル(約5億5,755万円)を受け取ることになったと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに報じた。ラポポートはこの契約には750万ドル(約11億0,771万円)の保証が含まれているとつけ加えている。

その後、チームはこの契約を正式に発表した。

チーム公式サイトによると、ライオンズのジェネラルマネジャー(GM)ブラッド・ホルムズは次のように述べたという。「ジャックが手に入れたものは彼が若いキャリアで成し遂げてきたことのたまものだ。彼はプロ意識と労働倫理をもとに、チームメイトの模範となっている。彼がこれから何年間もチームのリーダーとして活躍してくれることを楽しみにしている。ジャックや彼の代理人であるショーン・キールナン、ブランドン・ソスナには、今回の合意に至るまで素晴らしい仕事をしてくれたことに感謝している」

キャリア通算でパント平均49.1ヤードを記録している26歳のフォックスは、単純に頼りになるパンターであるだけではなく、フィールドゴールではチームの主力ホルダーとしての役割を務めている他、高いタッチバック率でキックオフする能力を持っている。また、プロ3年目のフォックスはフェイクパントのプレーでも脅威を与える存在だという評価を得ており、これまでにパス4回中3回を成功させて44ヤードを記録し、成功させたパスのそれぞれでファーストダウンを獲得している。

2019年にドラフト外からNFL入りしたフォックスは、カンザスシティ・チーフスと契約を結んだ。そして、同じ年にチーフスからリリースされた後にライオンズと練習生として契約している。2020年に仕事を勝ち取ったフォックスは、そのシーズンでパント平均49.1ヤードを記録してプロボウルに選出された。2021年シーズンにはそれをさらに上回るパント平均49.2ヤードをマークし、チームのシングルシーズン記録を更新している。

フォックスは2023年に無制限フリーエージェントになる予定だったが、ライオンズは今回の契約延長を経て2026年シーズン末までスペシャルチームの主力選手を確保することになった。

【RA】