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チャージャーズCBジャクソンが膝蓋骨脱臼

2022年10月24日(月) 10:47


ロサンゼルス・チャージャーズのJ.C.ジャクソン【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

ロサンゼルス・チャージャーズのコーナーバック(CB)J.C.ジャクソンがシアトル・シーホークスに37対23で敗れた現地23日(日)の試合で膝蓋を脱臼した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。

ラポポートはジャクソンが月曜日にMRI検査を受け、この脱臼で負ったダメージの程度を確認する予定だとつけ加えた。

チャージャーズのヘッドコーチ(HC)であるブランドン・ステイリーは試合後、ジャクソンは“深刻なケガ”を負ったと報道陣に話していた。

ジャクソンの膝のケガは、第2クオーターの終盤にクオーターバック(QB)ジーノ・スミスがワイドアウトのマーキス・グッドウィンに投じたタッチダウンパスを防ごうとした際に負ったものだ。非接触の負傷と見られるこのケガを負った際、26歳のジャクソンはすぐに右の膝をつかんでいた。

膝を折り曲げたままそこにとどまったジャクソンにトレーナーが付き添い、チャージャーズのチームメイトたちがその周囲に集まった。その後、ジャクソンは右膝にエアキャストを装着し、頭にタオルを被ってカートでフィールドを去っている。チームはジャクソンが去ってすぐに試合から除外している。

先週月曜日にデンバー・ブロンコスを下した試合の前半でベンチに下げられたジャクソンは、この日曜日に先発ラインアップに戻っていた。ジャクソンは3月にチャージャーズと5年8,250万ドル(約122億8,437万円)の契約を結びながらも、今季これまでに十分な活躍ができていない。

ジャクソンは2022年シーズン開幕のわずか2週間前に足首の手術を受け、その結果としてシーズン序盤からの3試合のうち、2試合を欠場していた。これまでにプレーした5試合で、ジャクソンはタックル15回、パスディンフェンス2回、インターセプトは0回となっている。

チャージャーズはプレーメイク能力に期待してジャクソンをチームに加えていた。2018年にドラフト外フリーエージェントでニューイングランド・ペイトリオッツの一員となったジャクソンは、それ以来の期間でNFL最多となるインターセプト25回をマークしている。これまでにキャリア最初の4年でジャクソンを超えるインターセプトを記録したNFLプレーヤーはいない。

ジャクソンの不在中は新人コーナーバックのディーン・レナードとジャジール・テイラー、そして、ベテランのマイケル・デイビスがデプスチャート上で浮上することになるだろう。このユニットを率いていくのはアサンテ・サミュエルJr.とブライス・キャラハンだ。

先月にはアウトサイドラインバッカー(OLB)ジョーイ・ボサ(鼠径部)が手術を受けており、チャージャーズは今回新たに守備陣に起こった大きな問題に対処していかなければならない。

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