現地23日（日）にデンバー・ブロンコスを16対9で退けて5勝2敗としたニューヨーク・ジェッツだが、その過程でキープレーヤーがシーズン絶望になってしまったかもしれない。

ジェッツのヘッドコーチ（HC）であるロバート・サラーは試合後、ランニングバック（RB）ブリース・ホールが負ったケガの見立ては“良くない”と『ESPN.com』に語っている。サラーHCはさらに、ホールはACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を負傷したと見られると述べた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは、ケガの程度を判断するためにホールはさらなる検査を受ける予定だと伝えている。

日曜日に実施された試合の第2クオーターが残り3分と少しという段階で、ジェッツの新人RBであるホールは第1ダウン残り10ヤードの状況で走り、膝を負傷した。ホールはカートでフィールドから運び出され、間もなくして試合から除外されている。

ホールは試合を離脱するまでにキャリー4回で72ランヤード、タッチダウン1回を記録していた。

ドラフト2巡目で指名されたホールはこれまでに力強いプレーを見せており、トータルでランアテンプト76回、391ヤード、タッチダウン3回をマーク。アイオワ州立大学出身のホールはキャッチ19回で218ヤード、タッチダウン1回を最初の6戦で記録した。

ジェッツは今後、RBマイケル・カーターやタイ・ジョンソンによってホールの不在をまかなう必要があるだろう。プロ2年目のカーターは今季開幕から5戦に先発したものの、シーズン第6週のグリーンベイ・パッカーズ戦からチームはホールに移行していた。4年目のジョンソンはこれまでの段階では限定的な役割しか果たしていない。

5勝2敗のジェッツはシーズン第8週にニューイングランド・ペイトリオッツ（3勝3敗）をホームに迎える予定だ

【A】