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チャージャーズCBジャクソンはシーズン終了、WRウィリアムスは数週間の離脱に

2022年10月25日(火) 08:56


ロサンゼルス・チャージャーズのJ.C.ジャクソン【AP Photo/Kyusung Gong】

ロサンゼルス・チャージャーズがシーズン第7週にまた新たなケガの影響を受けた。

チャージャーズのヘッドコーチ(HC)であるブランドン・ステイリーは現地24日(月)、日曜日に37対23でシアトル・シーホークスに敗れた試合でコーナーバック(CB)J.C.ジャクソンが膝蓋腱を断裂し、シーズン終了になることを報道陣に明かした。このニュースはチャージャーズとジャクソンにとって大打撃となる。ジャクソンは3月にチャージャーズと5年8,250万ドル(約122億8,239万円)の契約を結んでいた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが日曜日に、ジャクソンが膝蓋を脱臼し、ケガの程度をはかるために月曜日にさらなる検査が行われると報じていた。

月曜日に実施されたMRI検査では、チャージャーズのワイドレシーバー(WR)マイク・ウィリアムスも日曜日にハイアンクルスプレインを抱えていたことが分かっている。NFLネットワークのトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えた。ペリセロはまた、ウィリアムスが“数週間”を失う見込みだともつけ加えている。

ステイリーHCはウィリアムスが数日の範囲ではなく、数週間にわたって離脱する見込みであることを月曜日に認めた。

ウィリアムスは第4クオーター中盤にキャッチを試みた際に負傷。ジャンプから着地したところにシーホークスのディフェンダーがタックルしようと突っ込んできた。ウィリアムスは痛みにもだえた後に起き上がったものの、フィールドを去るときにはトレーナーの支えが必要であり、右足に体重をかけないようにしていた。

試合を離脱するまで、ウィリアムスはチャージャーズのワイドアウトの中でトップであるキャッチ7回、86ヤード、タッチダウン1回をマークしていた。

チャージャーズはこのつらい日曜日の以前から、シーズンを通じてケガの影響を受けてきた。トップワイドアウトのキーナン・アレン(ハムストリング)は5試合の欠場を経て日曜日にラインアップに戻ってきたものの、その役割は限定的なものにおさえられていた。パスラッシャーのジョーイ・ボサ(鼠径部)は手術を受けており、少なくとも近々の復帰はない。レフトタックル(LT)ラショーン・スレーター(二頭筋)の復帰は、シーズン終盤にチームのプレーオフの状況がどうなるか次第だろう。

ウィリアムスは今季のクオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートのトップターゲットであり、他のレシーバーたちを抑えるキャッチ37回、495ヤード、タッチダウン3回を記録してきた。ディープスレットの能力は、自分がターゲットになっていないときでさえチャージャーズの攻撃スキームにとって大事な要素になっている。

4勝3敗のチャージャーズはシーズン第8週にバイウイークを迎える。現在のWRの状況を考えれば、これは救いだろう。シーズン第9週にはアウェーのアトランタ・ファルコンズ戦が組まれているが、ウィリアムスがこれに間に合うとは考えにくい。

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