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ジェッツのRBホールとGヴェラタッカーがシーズン終了に

2022年10月25日(火) 09:30


ニューヨーク・ジェッツのブリース・ホール【AP Photo/Matt York】

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地24日(月)に報じたところによると、ニューヨーク・ジェッツのランニングバック(RB)ブリース・ホールが日曜日に行われたデンバー・ブロンコス戦でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、シーズン終了になったとのこと。

シーズン第7週に16対9で勝利したブロンコス戦で膝を負傷し、途中離脱したホールは、カートに乗せられてロッカールームへと向かっている。MRI検査の結果、ホールのケガがACL断裂と半月板損傷だと判明したとラポポートはつけ加えた。これはホールの有望なルーキーシーズンがわずか7試合で終了することを意味している。

その後、ジェッツのヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーが、同じく日曜日の試合で三頭筋を断裂したガード(G)アライジャ・ヴェラタッカーと共にホールが今季終了になることを正式に発表した。2021年ドラフト1巡目指名選手のヴェラタッカーはケガの治療のために手術を受ける予定だ。

ホールは試合前半の終盤に負傷したものの、退場する前にチームに貢献している。ホールの62ヤードのタッチダウンランはジェッツがこの日に決めた唯一のタッチダウンとなり、そのおかげでジェッツは第1クオーター中盤に7対0でリードすることができた。

ホールは離脱前にキャリー4回で72ヤード、前述のタッチダウン1回を記録。これにより、ホールのシーズン通算記録はキャリー80回で463ヤード、タッチダウン4回となった。キャリー平均5.8ヤードをマークし、ジェッツが2022年シーズンを5勝2敗でスタートさせるのに貢献してきたホールは、その過程でオフェンス部門年間最優秀新人賞の有力候補となっている。

残念ながら、ホールはこれ以上スタッツを伸ばすことができないだろう。ジェッツの他の若手有望株――ホールの代わりに先発を務める2年目のRBマイケル・カーターなど――はホール不在で前進していかなければならなくなった。

【RA】