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ジェッツがRBジェームズ・ロビンソンをジャガーズからトレード

2022年10月25日(火) 10:49


ジャクソンビル・ジャガーズのジェームズ・ロビンソン【Paul Abell via AP】

ダイナミックな新人ランニングバック(RB)がシーズン絶望となったことが明かされた同じ日、ニューヨーク・ジェッツがRBを補強している。

ジェッツが5巡目になる可能性のある6巡目指名権と引き換えに、ジャクソンビル・ジャガーズからRBジェームズ・ロビンソンを獲得すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地24日(月)に報じた。

同じく月曜日、今回の動きが報じられる前の段階で、ジェッツのRBブリース・ホールがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂でシーズ終了となることが明らかになっている。

5勝2敗――2010年以来のフランチャイズベスト――でスタートしたジェッツは11月1日(火)のトレード期限を前に買い手となっており、インパクトのある動きでホールの戦線離脱に対応している。

ロビンソンは元1,000ヤードラッシャーであり、2021年にアキレス腱を断裂しながらも、2022年は有望な働きを見せている。

ロビンソンはシーズン第3週のロサンゼルス・チャージャーズ戦で100ヤードをマークしたものの、その後はトラビス・イーティーエンがジャガーズのトップバックになっていた。

4連敗を喫したジャクソンビルは、少なくとも元ドラフト外フリーエージェントと引き換えに6巡目指名権を手にすることになる。

今季これまでのところ、ロビンソンはキャリー81回で340ヤードを走り、タッチダウン3回を記録。キャッチ9回、46ヤード、タッチダウン1回という数字も残している。ここ数週間でポテンシャルを発揮し始めたばかりだったホールのいなくなった後を埋めるべく、ロビンソンはRBマイケル・カーターと合流する。ホールは今季にキャリー80回、463ヤード、タッチダウン4回とキャッチ19回、218ヤード、タッチダウン1回を記録していた。

ロビンソンはホールのようなパスキャッチャーでもゲームブレイカーでもないが、ビッグプレーの能力を有しており、ルーキーシーズンだった2020年には出番がありさえすれば中心選手になれる力を見せている。

ジェッツにとっては災難な日だったが、彼らは大胆な動きによってそれに応じ、これまで7週間にわたるセンセーショナルなスタートに対して、できるかぎりの投資を惜しまない姿勢を打ち出した。

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