シーズン第7週の週間最優秀選手賞にベンガルズQBバロウ、ジャイアンツQBジョーンズなど
2022年10月27日(木) 14:49現地23日(日)、シンシナティ・ベンガルズのクオーターバック(QB)ジョー・バロウが驚異的なパス数を記録した一方で、ニューヨーク・ジャイアンツのQBダニエル・ジョーンズはデュアルスレット能力を見事に発揮した。
バロウとジョーンズはその功績を称えられ、水曜日にシーズン第7週の週間最優秀選手(POTW)に選ばれたことが発表されている。
バロウはベンガルズのキャプテンとしてアトランタ・ファルコンズ戦でチームを35対17の勝利に導き、その過程でAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)攻撃部門週間最優秀選手に選ばれた。バロウはその試合でパス成功率81%(42回中34回成功)をマークして481ヤード、タッチダウン3回をマーク。インターセプトを一度も浴びずにパサーレーティング138.2を記録した他、タッチダウンラン1回も決めている。
一方、日曜日にパスプレーでもランプレーでも危険な存在となっていたジョーンズは、ジャイアンツがジャクソンビル・ジャガーズを23対17で下した試合に貢献し、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)攻撃部門週間最優秀選手賞を手にした。ジョーンズはパス30回中19回を成功させて202ヤード、タッチダウン1回、107ランヤード、タッチダウンラン1回を記録している。
ニューヨークからはもう1人受賞者が出た。ニューヨーク・ジェッツの新人コーナーバック(CB)ソース・ガードナーがAFC守備部門週間最優秀選手賞を獲得している。日曜日の試合でタックル10回、パスブレークアップ3回を記録したガードナーは、ギャンググリーンの素晴らしいディフェンスをけん引し、チームは16対9でデンバー・ブロンコスに勝利している。
木曜夜に42対34で勝利した試合の中で、アリゾナ・カーディナルスのCBマルコ・ウィルソンが決めた38ヤードのインターセプトリターンタッチダウンは、チームにとって最も重要なスコアだったのかもしれない。ウィルソンがエンドゾーンに飛び込んだことで、20対14でリードしたカーディナルスは、そこから一度も逆転されずに試合を終えている。インターセプトリターンタッチダウン1回の他にタックル3回とパスブレークアップ2回をマークしたウィルソンはNFC守備部門週間最優秀選手賞に輝いた。
テネシー・タイタンズは日曜日に開催されたライバルとの重要な試合で、同じAFC南地区に属するインディアナポリス・コルツに19対10で勝利している。タイタンズが挙げた得点のうち13点を稼いだキッカー(K)ランディ・ブロックがAFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手となった。ブロックは27ヤード、28ヤード、38ヤード、48ヤードのフィールドゴールをすべて成功させ、1回のエクストラポイントも決めている。
シーズン第7週はシカゴ・ベアーズが33対14でニューイングランド・ペイトリオッツを下して終了した。そして、その試合で大きく貢献したベアーズのKカイロ・サントスがNFCスペシャル部門週間最優秀選手に選出されている。サントスは3回のエクストラポイントと4回のフィールドゴール(22ヤード、38ヤード、42ヤード、50ヤード)を成功させるなど、7回すべてのキックを完ぺきに遂行した。サントスは今季、フィールドゴールを11回中11回成功させており、昨季から合わせると17本連続でフィールドゴールを決めている。
【RA】