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トレードに興味がないパンサーズQBメイフィールド、「ここにいたい」

2022年10月28日(金) 09:00

カロライナ・パンサーズのベイカー・メイフィールド【AP Photo/Jacob Kupferman】

NFLのトレード期限にベイカー・メイフィールドの名前を聞くことはないだろう。少なくとも、それがメイフィールドの意向次第なのであれば。

ハイアンクルスプレインが原因でここ2試合を欠場していたカロライナ・パンサーズのクオーターバック(QB)メイフィールドは先週、自分に代わって出場したP.J.ウォーカーがチームをタンパベイ・バッカニアーズに対する衝撃的な勝利に導くところを見ていた。ヘッドコーチ(HC)を務めていたマット・ルールが解任されたことも相まって、メイフィールドが先発の座を取り戻すのに必要なものが何なのかが不確かになっている。

それにもかかわらず、パンサーズにトレードを要請していないとメイフィールドは現地27日(木)に明かしており、その考えについて問われると「ここにいたい」と答えた。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』のジョー・パーソンによると、メイフィールドは「俺たちはみんなプレーしたい。それがこのビジネスの本質だし、スポーツすることの本質だ」と語ったという。

「今の俺の役割はとにかく勝利に貢献すること。つまり、練習、QBルームの手助け、スカウトチームの仕事をすることだ。今やっていることを楽しんでいる。すでに言った通り、もちろん試合に出たいけど、P.J.はすごく一生懸命にプレーしていたし、もう一度出る価値がある。だから、俺はチームの勝利のために自分にできることを何でもやっている」

ウォーカーはロサンゼルス・ラムズに敗れた試合では苦戦していたものの、バッカニアーズに勝利した試合ではパス22回中16回を成功させて177ヤード、タッチダウン2回を記録している。

先週、練習に復帰したメイフィールドは木曜日に発表された故障者レポートに名前が載せられていない。暫定HCスティーブ・ウィルクスは今週、メイフィールドは日曜日に開催されるアトランタ・ファルコンズ戦でバックアップを務められるほど回復しているはずだと木曜日より前に述べていた。メイフィールドは今週の練習でナンバー2QBとしての役割とスカウトチームのQBとしての役割を両方担っている。

7月にトレードでクリーブランド・ブラウンズからパンサーズに移ったメイフィールドが先発を務めた今季最初の5試合の成績は1勝4敗だった。メイフィールドはこれまでにパス153回中84回成功(成功率54.9%)、962ヤード、タッチダウン4回、インターセプト4回をマーク。また、ランでは40ヤード、タッチダウン1回を記録している。

メイフィールドは来春にフリーエージェント(FA)になる予定だ。

【RA】